旭に導入したら、旭で子育てしたい人たちが増えること間違いなしの保育が、長野県で実践されています。この里山保育をやるには、首都圏に近くて自然あふれる農業のまち旭が、条件を満たしています。このまちなら、日本の子どもたちの育ち方が変わるような保育・教育ができます。このまちのロケーションと産業をもってすれば、旭にしかできないこともできるはずです。
以下、長野県の上高田保育園園概要より抜粋しました。子どもの育ちに重要なキーワードは赤字に、目指す「子どもの育ち方」は斜字にしました。
『0歳児ほど手をかけて、赤ちゃんと目と目を交わします。これが、赤ちゃんとの信頼関係を作ります。とり換えてもらったら、マッサージをして、心地よくします。自分で、ハイハイ板や段差のある階段を上ったり、山登りをさせていきます。おとなや、仲間の模倣期を過ごしながら、自立させていきます。脱乳は、12ケ月をめどに、個人差がありますので、ゆっくり進めていきます。また、離乳食がはじまり、座位がしっかりできてくると、手づかみ食べに入ります。スプーンも置きますが、「ジブンデ」を大事に育てていきます。水遊びから、道具を使って、泥遊びをたくさんしていきます。
やがて、自我のめばえから自我の拡張期。やがて、仲間とのけんかをしたりすぐ仲良くなったり、たくさん戸外で遊び、虫さん探しや散歩、リズム遊び、見立て遊びからごっこ遊び、ルール遊びと広がり、年長になると、課業に挑戦し、山登りや、合宿などたくさんの自然体験をして育っていきます。ほんものの自然、文化にふれながら、お話の世界と実体験とを結びつけて、豊かな感性と自由ななかで、個と集団が育ちあうのです。絵も細かくなり、表現力がついてきます。
斎藤先生は、「個」と「集団」について、「豊かな感性に支えられた能動的な個。生きる力を持った精神の担い手としての個の基礎を培う。仲間、友だちとともにいることを心から欲するが、その表面的な安易な雰囲気に妥協しないだけの自発自立の精神を持った個。その基礎こそ集団保育の中でつくられていく。」と。親の皆さんには、早寝早起きご飯食べ。ノーテレビ、ノーゲーム、ノー早期教育を協力してもらっています。』