
鰻のシーズン到来に、喜ぶべきかどうなのかと、ちょっと複雑な心境になってしまうニュースではある。
同委員会の平田 直(なおし) 委員長(東京大名誉教授)は臨時会終了後の記者会見で、「7月になって地震が東西に拡大している傾向にある。新しい段階に進んだところで地震が活発化しているが、なぜこのようになっているかは分からない」と指摘した。一方、人工衛星の観測データなどから、地震活発化の時期に地殻変動の向きの変化も確認されたという。
読売新聞2025.7.4
「地震は東西に拡大している傾向にある」が、「なぜこのようになっているかは分からない」。
人を守るための新しい技術は日進月歩で開発され続けている。それでもまだ「自然」という名の八百万の神々に対して、現象を受け入れるだけの力しか与えられていない「人間」。
人間に命を与え、再び「自然」に還らせる。そして、折々に警告を与える。
私たちは、この「自然」と「人間」の関係を、子孫に未来永劫伝えていかなくてはならない。
「自然」を敬い、「自然」を畏れ、「自然」に感謝する。
「自然」から学ぶことを、人は「叡知」と呼ぶ。
「なぜこのようになっているかは分からない」。まだまだ「叡知」を手に入れることができない無力な「人間」。
せめて警告がきたら、「つなみてんでんこ」。自分の頭で考えて、自分の身は自分で守るんだよ、と子孫に伝えよう。

6月から始まった、週一回の「子ども食堂」。
目指しているのは、「地域食堂」。
子どももお年寄りも、おじさんだっておばさんだって、だれでも気軽にふらっと寄って、わいわいがやがやおしゃべりをして、お腹がいっぱいになる事を目指す、「地域食堂」。
今日もわいわいがやがや。話を聞いているだけでこちらも楽しくなる。
やっぱり子どもはいい。まちから、このわいわいがやがやがなくならないように、大人は知恵を絞ろう。
夏休み中は、おにぎりランチの予定。塩にぎりと具沢山お味噌汁。平日のお昼に、プールの前でも後でも、ユートピアセンターに。
どこの子でもオッケー。
ボランティアも募集中。

トカラ列島で、群発地震が続く。
備えて、考えて。
