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活動報告一覧

「運・鈍・根」

うんどんこん

物事に成功するには、幸運に巡り合うこと、鈍重と言われるほどに辛抱強いこと、よく根気が続くこと。この三つの要素が成功の基であることを、語呂(ごろ)合わせ的にいったものである。

ノーベル化学賞に決まった北川進さん語録。

▼学生らには「運・鈍・根」の大切さを繰り返しているそうだ。生理学・医学賞に選ばれた坂口志文さんが同じ言葉を口にしていたのは偶然か。MOFの仕組みは理解できずとも、こちらの意味はよく分かる。ねばり強く、諦めず、コツコツと。科学の世界だけではなかろう。すべての若い世代へのメッセージと受け取った。

日本経済新聞:春秋

若い世代へだけではありませんね。

私は、すべての世代へのメッセージと受け取りました。

新たな台風に注意‼
新たな台風のたまご発生 10月台風の脅威 上陸はすべて"強い"勢力 動向に注意を

台風22号で伊豆諸島は大変な被害を被ったばかり。被災された方々の23号への不安はいかばかりだったろう。

そして、また新たな台風のたまごが発生したという。

新たな台風のたまご発生 10月台風の脅威 上陸はすべて”強い”勢力 動向に注意を

伊豆諸島に暴風や大雨をもたらした台風23号は次第に遠ざかりますが、今日13日(月:祝)午前3時、日本の南海上で新たな台風のたまご(熱帯低気圧)が発生しました。10月は台風が発達しやすく、ここ四半世紀で上陸は全て「強い」勢力となっています。今後の動向に注意が必要です。

台風23号は今朝(13日)伊豆諸島南部に最も接近。八丈島では最大瞬間風速42.7メートルの暴風を観測しました。午後は次第に東の海上へ離れますが、台風シーズンはまだ続きます。

今日13日(月:祝)午前3時、日本のはるか南東の海上(カロリン諸島)で、新たな台風のたまご(熱帯低気圧)が発生しました。熱帯低気圧と台風の違いは中心付近の最大風速で、17.2m/s以上となると「台風」と呼び名が変わります。

この新たな熱帯低気圧は、週後半にかけてフィリピンの東へ進む予想です。その後は、まだ進路はわかりませんが、海面水温30℃以上の領域を西進する見込みです。台風は海面水温が27℃以上の海域で発達するといわれています。また、カロリン諸島やマリアナ諸島育ちは発達しやすい傾向にあるため今後も注意が必要です。

過去2000年~2024年まで、上陸台風は72個ありますが、その内「強い」勢力で上陸した台風は37個。10月は全て「強い」台風で上陸しています。

2019年10月は、台風19号が伊豆半島に上陸後、関東を通過。1都12県に大雨特別警報が発表され、甚大な被害をもたらしたのは記憶に新しいです。過去には、世界で一番中心気圧が下がった記録を持つ台風が10月に発生しています。1979年台風20号は、10月6日にトラック島近海で発生、沖ノ鳥島近海で中心気圧870hPaを記録(ハリケーンやサイクロンを含めて史上最低気圧)、10月19日10時前に和歌山県白浜町付近に上陸(過去6番目に遅い上陸)後、本州を猛スピードで駆け抜け暴風など被害をもたらしました。

台風シーズンは9月というイメージがありますが、10月も油断禁物。また、11月に上陸した台風もあります。上陸がもっとも遅い記録は、1990年11月30日(和歌山県白浜町の南)です。

tenki.jp
友を偲ぶ
彼女自作の絵がプリントされたマグカップ

8月5日に亡くなった、友人のお別れ会がありました。

マグカップの絵が楽しかった人生を語っています。

「疾風に勁草を知る」
Trees Swaying Wind Images - Free Download on Freepik

昨日ノーベル化学賞に決まった、北川進・京都大特別教授の座右の銘。

「アイデアは、斬新なほどたたかれる。そこでやめたら終わり。くそっと思ってやり直しては、改良する日々の連続だった」。座右の銘は、「疾風知勁草」。激しい風が吹いて初めて、倒れない丈夫な草を見分けられるという意味だ。研究の正しさが評価されるまで時間がかかったが、「人の強さも困難に遭った時にわかる」。雑草のような強さを、自身の研究人生に重ねている。[読売新聞]

概要:激しい風が吹くことではじめて丈夫な草を見分けられるということから転じて、苦難になってはじめて人の節操の堅さや意志の強さが分かるということである。人間というのは、極限状態に追い込まれたり、何ともしがたい試練や困難に遭遇したならば、その時にこそ人間の真価が問われるということである。修羅場になったならば醜態を見せることになるのか、逆に試練に立ち向かっていくという根性を見せるのかということである。

由来:この言葉は、『後漢書』の「王覇伝」が由来である。それによると、後漢の時代には光武帝こと劉秀が黄河を渡って河北を攻める際に、劉秀を支えていた人々の中に王覇という人物がいた。王覇は困難な河北攻略に参戦していたものの周囲の者は逝ってしまい、とうとう王覇一人のみとなってしまった。その時に劉秀が王覇に、私に従ってきた者は皆逝ってしまい一人のみになってしまった。だが努力せよ、疾風に勁草を知ると述べた。

Wikipedia

間に合いますか
新たな「台風」発生か 日本の南海上を北上 台風22号は非常に強い勢力で伊豆諸島へ
日本気象協会

「記録的短時間大雨情報」、「大雨特別警報」が発令された。これまでに経験したことがない大雨ということで、命を守ることを最優先とラジオで呼びかけている。

昨日は、一昨日に続きまた日本人がノーベル賞を受賞した。

「地球温暖化対策への貢献が期待される」と、ダブルで嬉しいニュース。

地球上では、人間のエゴで生態系まで狂うほどの温暖化が進み、大雨による洪水や山火事、竜巻、台風など、経験したこともない規模になりつつある。

北川氏が開発した「金属有機構造体」( MOF(モフ) )は、小さな穴が無数に開いた素材で、特定の気体を取り込める。排ガスからの二酸化炭素の除去や、廃棄エアコンから冷媒を分離・回収することが可能になるとして注目されており、実用化に向けた開発が進んでいる。

 ダイキン工業は、MOFを活用し、エアコンから冷媒を回収する取り組みを国内や欧州で始めている。冷媒は様々な種類のガスが混ざっており、これまでの技術では分離できない物質があった。同社の広報担当者は「循環経済の構築を目指す上で、MOFは重要な技術だ」と述べた。

 MOFは、すでに量産に向けた態勢が整いつつある。北川氏が科学顧問を務める2015年創業の新興企業「アトミス」(神戸市)は、23年に生産拠点を新設した。生産能力は年間最大20トンに上る。

 北川氏とともに共同研究を行っているレゾナック・ホールディングスは、高橋秀仁社長が「長年にわたる研究活動と成果が世界的に評価された結果だ。研究成果を通して、次世代の研究者に勇気と自信を与えてもらいたい」とのコメントを出した。

 1994年から約10年間、北川氏と共同研究などを行った大阪ガスの藤原正隆社長も、「成果が受賞に結びついていたら喜ばしく思う。長年にわたる情熱を結実されたことに心から敬意を表する」とコメントした。

読売新聞

急いで、急いで。

ひとつしかない、私たちの地球を守るために。

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