
人間だけではない。道路だって老いるし、上下水道管も。見えないところでも老化が進む日本。
信号機の更新・撤去には、地元の住民から様々な意見が寄せられる。
更新には予算がかかるし、撤廃すると事故リスクが高まる。
旭も決して他人事ではない。
対策として、「ラウンドアバウト」の導入等があげられているが、高齢ドライバーにはなかなかなじめない道路事情となり、リスクが高いと思われる。
旭市は、避難道での「ラウンドアバウト」を計画しているが、高齢化地域の実情を鑑みて、再考すべきと考える。

ラウンドアバウトの概要
● 円形平面交差点のうち、環道の交通が優先されるもの
● 環道交通は1車線で、右回りの一方通行
● 環道に流入する車両は徐行、
横断歩行者や環道に通行車両がなければ、一時停止なしに流入可能
● イ ギリス、ドイツ、アメリカなど欧米各国では広く普及
● 都道府県公安委員会が道路標識等を設置し、「環状の交差点における右回り通行」の交通規制を実施(環状交差点)
● 交通量が少ない平面交差部に導入が可能
● 交差点の安全性が向上(車両間交錯点の減少など)
● 赤信号による待ち時間が減少
● 多枝交差点など複雑な形状の交差点でも導入可能
● 信号停止によるアイドリング時間を削減し環境負荷を軽減
● 災害等に伴う停電時でも安全に通行が可能
※ 導入にあたっての適用条件等については、「望ましいラウンドアバウトの構造について」、「ラウンドアバウトマニュアル2021」をご覧ください。



やっときた芸術の秋。今日は、アイリッシュハープの演奏会と、陶芸家林武宏氏の個展に出かけてきました。
アイリッシュハープの演奏は、オペレッタ作家でもある、永山友美子さん。音楽教室を主宰する傍ら、学校、病院、更正施設などで演奏活動を行っていらっしゃいます。
高齢者施設の会場には近所の保育園の子どもたちも招待されていて、演奏にあわせてみんなで歌ったり、老若男女のふれあいの場となりました。
林武宏氏の個展は、日本伝統工芸展入賞作品の他にもたくさんの作品が展示されていて、独特の作風の説明をききながら、堪能させていただきました。
心の栄養のためには、一流の芸術に触れるのが一番と、実感しました。
早口言葉のような大会がある。
お気に入りの一冊を持ち寄り、どれだけ読みたいと思わせる紹介ができるかを競う大会。
「全国高等学校ビブリオバトル2025」の県大会(県教育委員会主催、活字文化推進会議、読売新聞社後援)が25日、千葉市美浜区の県総合教育センターで開かれた。
読売新聞

聴衆による投票の結果、「人間みたいに生きている」(佐原ひかり著)を取り上げた筑波大付属聴覚特別支援学校高等部普通科2年、関武瑠さん(16)が優勝。
関さんは、来年2月8日に全国大会に出場予定。
読書週間が始まったばかり。読んでみましょうか。

新しい農林水産大臣に就任した鈴木憲和氏が、米の増産を見直し「需要に応じた生産」などと言い始めています。そんな事を言ったら米の消費は減り続けているのですから、農家はまた減反に逆戻りで安心して米が作れなくなります。
米の輸出など、たかがしれています。
鈴木農相は、「米価は市場が決める」と言っていますが、米の需要が増えないのは米価が高止まりしているからであり、政府が介入して価格を抑制すれば自ずと需要は増えます。
一方で、今後米が余れば米価が暴落し農家が破綻するでしょう。だから政府は農家から米を高く買って生産を増やし、消費者に安く売って需要を増やさねばなならないのであって、市場任せは無責任だと思います。
また鈴木農相は「米のクーポンを配る」と言っていますが、これまで政府は、農家への戸別所得補償は「実需を歪める」といって否定してきたのに、クーポンなど配れば米を配るのと同じですから、それこそ実需を歪める事になります。本当に出来るのでしょうか?新大臣は農水官僚出身だそうですので手腕を期待したいですが心配です。
折本龍則:2025.10.24

