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活動報告一覧

被災地の「最大限の住まいと住まい方」
工学専攻(社会工学領域)/高度防災工学研究センターの北川啓介教授が、輪島市と連携して、本学にて研究開発した屋内用インスタントハウス10棟を輪島中学校の避難所に届けました。

・小学生でもあっという間に組み立て可能
・被災者のご要望にあわせて平面形状が極めて自由
・ハウスとハウスを連結も可能
・天井がついていて内部温度を調整可能
・扉と窓がついていて光環境を調整可能
・密閉すると遮音性も極めて高い
・非日常だけでなく日常でも活用しやすい
・工場での加工が極めて短期かつ簡単(=極めて安価)

家が全壊してしまった幼稚園児のお子さんがお母さんに、「おうちができた!」と大きな声で話した時は、さすがに私も体育館の外に走って号泣しました。
夜になってからも、体育館の隣の校舎の一階と二階、武道場などに合計10棟の屋内用インスタントハウスをお届けいたしました。
被災されて心身ともに疲弊されているからこそ、最低限の復旧と復興だけでなく最大限の住まいと住まい方となりますよう、建築学の専門家のひとりとして最大限に尽力してまいります。

名古屋工業大学:北川啓介教授

地震による被害が甚大な石川県では、6日から続く雨が今日は夕方から雪に変わっているそうです。避難生活を余儀なくされている方たちが、暖が取れて心が休まる空間が少しでも多く出来ればと思います。

出初め

コートの要らない出初め式典。温暖化の影響でしょうか、ぽかぽか陽気。

それにしても何かが足りない。何だろう、胸に響く何かが足りない。

そうだ、音楽隊だ。

旭消防署に音楽隊があれば、出初め式がもっと盛り上がる。

署員のみなさんの、消防団のみなさんの雄姿をもっと盛り上げることができる。

それです。

子ヤギ、生まれました!
「ウイッシュ」に祈りを

年を跨いで働いたので、久々の休みは孫たちと映画鑑賞。
リクエストにお応えして、ディズニー100周年記念の映画「ウイッシュ」を観ました。
「夢は人に託してはいけない、自分で叶えようと心から思うこと」。
この映画を観る人たちの心に、「夢をもつ」ことの意味が熱く伝わることを、そして能登で被災された方々が希望を取り戻す日が一刻も早く訪れることを、心から祈ります。

昭和99年

令和6年元旦の日本経済新聞1面。
この見出しに、経済のみならず、日本の若者の反転攻勢を期待した人は私だけではないはず。

2024年、日本は停滞から抜け出す好機にある。物価と賃金が上がれば、凝り固まった社会は動き出す。日本を世界2位の経済大国に成長させた昭和のシステムは、99年目となると時代に合わなくなった。日本を「古き良き」から解き放ち、作り変える。経済の若返りに向け反転する。