
暖気の影響で、日本列島は20日、太平洋側を中心に気温が上がり、季節外れの暖かさとなった。群馬県高崎市で25.7度など最高気温が25度以上の夏日を本州で今年初めて観測。東京都心は23.7度と今年最高気温を記録した。全国915観測点のうち90地点で2月の観測史上最高となった。
気象庁によると、太平洋側では前日の暖気が残り、日が差して気温が上昇した。21日以降は冷たい空気が流れ込み寒さが戻るため、体調管理に注意が必要だ。
他に夏日を観測したのは、群馬県伊勢崎市25.4度、同県桐生市と千葉県横芝光町25.0度。2月の史上最高だったのは、群馬県で夏日を記録した3地点や、24.9度の埼玉県鳩山町や高知県四万十市江川崎などだった。
日本経済新聞
日本も常夏の国になってしまったのかと錯覚する気温。一番寒い時期のはずが、まさかの「夏日」。しかし、明日からしばらくは寒くてぐずつくらしい。
今年の夏の天気予測は、「猛暑」だそうだ。
去年も確か猛暑だった。「地球沸騰」という言葉が流行ったぐらいだ。もっと暑くなるのだろうか。
人類が永年痛めつけてきた地球は、怒り心頭ならぬ怒り「沸騰」なんだろう、きっと。

食費が一番重いと感じる人⇒64%。給料が上がらないのに物価がどんどん上がるからですね。
水道光熱費もずいぶん値上がりしましたね。
35%の人は、税金と保険料が一番負担です。これは節約できないですから。絶対に盗られますから。間違えた、取られますから。否、これも間違い。徴収されますから。
今日のワイドショーで、「とりあえず裏金に。国民増税。議員脱税」という川柳(?)を紹介していました。
増税は本当に必要なのか。国民は食べる物も節約しなければならない状態なのに、国会議員先生は裏金作りに躍起で、それには税金もかからない。
国民が「税金を取られる」感覚になっているのは、自分たちが払った税金がそんな法律を作る側の議員先生方の給料(議員報酬)になっているからです。
「血税」という言葉を今一度、かみしめていただきたいものです。





「水道から出た温かいお湯に涙」 能登半島先端の町で断水から復旧
能登半島地震の被害で、石川県内では断水の復旧が進まない地域が多い。そんな中、珠洲市の北端にある折戸町で、水道が通水し始めた。町中心部の高台にある避難所でも14日から水が出始め、風呂や食事に生かされている。避難所を出て自宅に戻り、生活の再建に向けて取り組み始めた人もいる。
15日、穏やかな海のさざ波が聞こえる折戸町唯一の美容室「トラーニヘアー」。店主の吉井謙太さん(46)が、被災した男性の洗髪をしていた。吉井さんによると、これまでは裏山からくみ上げた水を五右衛門風呂で沸かして、近隣住民の洗髪や散髪などを無償でしてきた。美容室でも14日に通水し、本格的な営業再開に踏み出す。まず、近隣住民を中心に営業を始めるという。吉井さんは、「水道から温かいお湯が出た時は涙が出るほどだった。県内を見渡せば喜べる状況ではないが、一歩前進した」と話した。
朝日新聞デジタル(金居達朗):2022.2.17
同じく同町で被災した女性(73)は、娘のいる同市飯田町で避難生活を送っていた。通水したことを知り、15日に自宅へ戻り、洗濯したという。
「子どもたちもお風呂に入りに行きたいと言っていた。本当に助かります」と話した。だが一方で、「家が壊れて折戸町から離れて暮らす人も多い。自宅に住める状態だったのは幸いだったが、自分だけ良い状況なのが心苦しい」と心境を話した。
能登の復旧状況の報道を耳にするたび、東日本大震災の当時のことを思い出します。
毎日当たり前のように過ごしている日常が、実はとても尊くて、当たり前ではないということが身に染みました。
あれから13年の歳月で忘れかけていた、「水道から水が出ること」に感謝する気持ち。
どこよりも先に、能登に早く春が来ますように。



なんとも景気のいい話が1面を賑わす。「最高!最高‼」。
さて、ここで質問です。
今現在、この日本の中で、「最高」を享受している人はいったい何人いるでしょうか?
答えのヒントが2面にあります。
結婚を希望しても踏み切れない「結婚氷河期」の背景にあるのは、若年層の不安定な雇用とそれに伴う所得の低下だ。
日本経済新聞:2024.2.17
子ども達が貧乏しているのに、「最高だ!最高だ‼」と浮かれている大人達。もっと子ども達のためにお金使いなさいよ。給料上げなさいよ。
最高に浮かれた、本当に最低な国だ。