たき火
ここ何日か、ラジオ体操の第一と第二の間に流れる懐かしいメロディ、「たき火」。
昔、近所の友だちと誘い合わせながら小学校に向かう途中に、たき火があった。
今日もみんな元気に学校に行っているかな、具合の悪い子はいないかなと、近所の子ども達を大人たちが見守っていた。栄養が足りていなかったのか、しもやけで手を搔いていた子も多かったような。冷たい手をたき火にかざして、温まるとかゆくなるのよね。そして、もうそろそろ行かなくちゃと、オーバーにぬくもりをため込んで登校したものだ。
「たき火」が消えるとともに、古き良き時代が記憶から薄れていくのは悲しい。
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
きたかぜぴいぷう ふいているさざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
しもやけおててが もうかゆいこがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
そうだんしながら あるいてる