「日本の教育」危機!!
埼玉県が小学校5、6年生に配布したリーフレット。
人として生まれてきてやっと10年ほど経った子どもに、いきなりこんなことを教えることに、何の意味があるのでしょうか。否、意味がないどころか、害があります。理解力も、判断力も、理性も、まだまだ備わってはいない子ども達。私はこれを見た瞬間、言いようのない怒りを覚えました。
これを作った教育者に問いたい。あなたたちは子ども達に、人間とは何ぞや、人とは何ぞや、人はなぜ生きるのか、人はどう生きて行くのか、生きて行く力、先人を敬う心、弱いものを大切にする心、相手を思いやる心を教えてきましたか。先に生まれて来た人間としてどのように教えてきましたか。
学校教育の場に子ども達を預かってからたった4年やそこらで、人として生きて行くうえで一番大切なことを教えてきましたか。教えられていないでしょう。教える努力をしてきましたか。人として生きて行くことを教えないで、いきなり「多様な性」ですか。
子ども達の心に混乱を、良識ある親御さんたちには公教育への不信感を招いただけのリーフレット。日本の子ども達を育てる教育に、怒りと危機感を覚えます。
国の中枢では、「政治献金裏金作り」に政治家が腐心して、日本の将来のことなんかまったく関心がない。今日から一斉捜査に入るとニュースで言っています。子ども達はこのことをどう見ているのでしょうか。親御さんたちはどういっているのでしょうか。嘆かわしい日本の大人たち。「どの面下げて」子ども達の教育をするのですか。
日本の大人たちに声を大にして言いたい。
子ども達は、日本の希望です。日本の未来です。