移住希望地
移住支援に取り組む認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京)が発表する2022年の「移住希望地ランキング」で、静岡県が3年連続で首位になった。首都圏に近いなど地理的条件が支持され、相談体制の充実ぶりも要因としてあげられている。
朝日新聞デジタル
NPOは東京・有楽町で同センターを運営。静岡県や静岡市など44都道府県と1政令指定市が相談員を駐在させている。22年の調査は首都圏在住者が多い窓口相談者やセミナー参加者を対象にアンケートで実施。計1万3580件の回答が寄せられた。
県が連続首位に立ったのは窓口相談者によるアンケートで、2位以下は上位常連の長野県、栃木県、山梨県、福岡県の順だった。静岡県は20代以下から70代以上まで、各世代でいずれも1位だった。
NPOの高橋公理事長は「気候や交通、雇用など恵まれた条件だけでなく、静岡市が指定市として専用窓口を唯一設けるなど相談体制が整っていることも支持される要因だ」と話す。
「相談体制が整っていること」。とても大事な要素
です。