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活動報告

「獺祭」と震災

1日に発生した能登半島地震を受け、日本酒「獺祭(だっさい)」の蔵元である旭酒造(山口県岩国市)は、被災地の石川県に対し災害義援金として1億円を10日付で寄付したと同社のウェブサイトで公表した。今後、被害の状況によって追加の支援も検討するという。

 同社は寄付の理由について「お酒というのは社会と常に共にあり、社会が支えてくれているからこそ酒蔵は存在しています。そんな私どもとして何らかの形で社会への恩返しをするべきと判断し、寄付させていただきました。被災された方々が一刻も早く平穏な暮らしを取り戻せることを願っております」と説明した。


 旭酒造はこれまでも、東日本大震災や熊本地震の被災者、新型コロナに関わる医療従事者への支援などのため、2013年から23年までの間に計4億6千万円を寄付してきたという。同社はこれらの寄付について「獺祭をご購入頂いた皆様のお金であり、皆様に御支持頂いたからこそこういった形で社会に恩返しができた」としている。

私は、2011年東日本大震災の折に、偶然にも「獺祭」というお酒があることを知った。そして今回、なぜ旭酒造が作るお酒が世界の人々に好まれるのかがわかった。