啐啄同時
さあ、新しい月曜日。
今、日本国中咲き誇る花々の中を、保育・幼稚園に、学校に、会社に、それぞれ「新」が付く人たちが、希望を胸に通っていることでしょう。
そして、「新人」を迎えた先生方や先輩、上司の方々も、どうやったらそれぞれの才能を引き出し伸ばしていけるか、こちらも希望と期待が胸に巡っていることでしょう。
このふたつの希望が重なった時に起こる奇跡、それが啐啄同時だと私は思います。
四字熟語 | 啐啄同時 |
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読み方 | そったくどうじ |
意味 | 絶好の機会のこと。また、学ぶ者と指導者の呼吸がぴったり合うこと。 「啐」は、雛(ひな)がかえろうとするとき、殻の中で泣く声のこと。 「啄」は、親鳥が卵の殻を外からつついて、雛が出てくるのを助けること。 禅宗で、弟子が悟りを開くまであと一歩というとき、師匠がすかさず指導して悟りを得られるようにすることをいう。 |
出典 | 『碧巌録』「一六」 |