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活動報告

ちぢみほうれん草
旭は冬の野菜も美味しい

この葉っぱの縮れたほうれん草を初めて食べた時、その濃さと甘さにびっくりしました。その美味しさの理由を聞いて、納得です。

ちぢみほうれん草はハウス栽培ではないので冬の寒さや霜、雪に当たることも多く、寒さから身を守ろうとします。これは白菜など、冬に旬を迎える野菜も同じで、寒さから身を守るため、体内の養分を凝縮し、でんぷんなどを糖質化して育つからです。

その結果、寒さに当たることで糖分が増え、肉厚になったちぢみほうれん草は、普通のほうれん草よりも甘みが強く濃厚な味わいになります。

「砂糖水は凍りにくい」。理科で習った通りです。冬の野菜はそのことを知っているのです。自然って偉大です。

厳しい季節にあってなお、力を蓄え成長していく。自然に教えられることは多いですね。