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活動報告

子どもの貧困
毎日のように新聞やテレビで報道される「子どもの貧困」

昨日のテレビ番組では、高校生が母子家庭の「食の支援」のために、校舎内ドパントリーを月一で開催していることが特集されていました。毎日のように報道される「子どもの貧困」。⼦どもの貧困問題は、当事者である家庭や⼦どもたちが経済的にも精神的にも苦しむだけでなく、社会全体に⼤きな損失を与えます。

⽇本財団の調査によると、貧困状態で育った⼦どもたちが納税者にならない、社会保障を受ける側になることで、国の損失は約40兆円以上になると⾔われています。これは子どもたちの責任ではありません。貧困状態で育った子どもは十分な栄養が取れない場合が多く、学習機会にも恵まれないため、心身の成長に大きな影響を及ぼします。この子ども達が大人になり貧困状態の中でまた子育てをする。この負のスパイラルを止めなくてはなりません。

子どもは社会の宝。日本の宝です。

高校生ですら自分(子ども)たちができることを考え出し実行に移している。私たち大人は、責任を持ってこの問題に立ち向かうべきだと思います。

フードパントリー:生活困窮者やひとり親家庭など、何らかの理由で十分な食事を取ることができない状況の人々に食品を無料で提供する支援活動のこと。