「食といのち」

知り合いの司書の方から紹介してもらった本が届きました。
「食といのち」。料理研究家の辰巳芳子さんが対談という形で、この表題について語られています。
「食といのち」。私の人生の一大テーマでもあります。
箸の上げ下ろしの「食べる」世界は、風土、生産の場、食糧問題、各国間の食戦略、地球から宇宙に至る関係性に支えられている。「食」という言葉には、壮大な領域が内在している。
「生命」とは、いわゆる生物学や生命科学の対象になるもの。一方、「いのち」は、より深く広く。魂そのものをも含み、ヒトを人にすることを可能にするものに他ならない。
「食といのち」その表題について:辰巳芳子
辰巳芳子さんと、生物学者、看護師、小児科医、そして倫理学者との対談がどのように展開されるのか、とても楽しみです。