
2020年度から学習指導要領の主題が「アクティブラーニング(自主的探求)」に大きく舵を切りました。
「夢みる小学校」イントロダクションより
激動のAI時代に対応するため、日本の公教育も大きく揺れています。
「きのくに子どもの村学園」は、30年前から「体験学習」を実践しています。
この学校を見学した脳科学者の茂木健一郎さんは、「これからの人工知能時代にふさわしい能力を発揮できる、
ここは”ミライの学校”だ!」と驚きました。
ミライの学校のヒントを、この映画からみつけてください。
機嫌が良くて元気でたくましい子が育つ「夢みる学校」。


するめが危機にあるらしい。
つい先日、福山の叔父との25年ぶりの再会を祝し、スルメイカをつまみに乾杯したばかり。
スルメイカは近年、記録的な不漁が続いている。外国漁船の乱獲で激減したという見方がある。天敵のクロマグロが漁獲規制の効果で増え、日本近海から逃げ出したともいわれる。
読売新聞 編集手帳;2024.6.7
イカ好きとしては由々しき問題である。

昨日散歩道を案内されて、強い日差しの中、見上げれば雲一つない青空に石碑が立つ。
「死ぬな ケガすな 病気すな」
これほど親の気持ちが伝わることばがあるだろうか。
巷では、子ども達を巻き込んだ事故が相次ぐ。いじめを苦に自死を選ぶ子もいる。虐待で命を落としたり、幼い肩に介護がのしかかったり。
合計特殊出生率「1.20」。日本人が初めて遭遇する数値。
今こそ、「死ぬな ケガすな 病気すな」と心から叫びたい。




五條市からの帰路、新幹線から在来線に乗り換えてすぐに目に入ったつり革広告は、「正解がない時代に、問い続ける力を」もつことが大事だと説く。
その上の壁のモニターには、今日のニュース速報「1.20」という数字。「1人の女性が産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率が2023年は1.20となり、8年連続で過去最低」とテロップは流れる。
ほんとうに、「正解がない時代」に入り込んでしまった。否、もとから「正解」なんてないんじゃないか。「正解があった」時代があったんだろうか。
もういい加減目を覚まさないと。考えないと。問い続けないと。
だれかが「正解」を出してくれるだろうなんてぼんやりしてちゃダメ。
「1.20」が示す意味を問い続けないと。自分事として問い続けないと。