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活動報告一覧

酪農の苦悩
今年3月11日に視察した旭市内の酪農家さんの牛舎

〈はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり ぢっと手を見る〉。酪農家の訴えを聞き、石川啄木の歌が頭をよぎった▼経営に行き詰まり、やめる酪農家が相次いでいる。指定団体に生乳販売を委託している酪農家の数が、はじめて1万戸を下回った。この5年間で約4分の1が減ったことになる。

▼酪農家の減少は地域経済を疲弊させ、地方は衰退する。会見で埼玉県の酪農家、吉田英子さんは訴えた。「(牛糞)堆肥で野菜を作り、その残さが牛の餌になる。小さな牧場が地域にあることで循環は成り立つ。これ以上仲間を減らさないようサポートしてほしい」▼酪農の苦悩は続く。この窮状に終止符を打ち、「楽農」を築きたい。「ぢっと先を見る」

日本農業新聞 四季:2024.12.3

旭市にとって、決して他人事ではない、酪農の苦悩。

「高齢化や後継者不足で減少が続く」、「飼料価格の高騰や子牛価格の低迷が追い打ち」、「酪農家の約60%が赤字と答え、約半数が離農を検討していた」(中央酪農会議11月調査)。

この窮状を救う手立てを、行政も消費者も自分事として考えなければならない。

ワクチンと「疑わしき動機に対する根深い不信感」

秋に定期接種が始まってから、mRNA型ワクチンの安全性を疑う声が高まっている。「レプリコン(増幅)やらシェディング(伝搬)やら。高齢者が専門用語を持ち出し大丈夫かと聞いてくる」。大学病院に勤める医師が驚いていた。SNSが情報源。国も製薬会社も科学的根拠を基に安全を訴えるがなかなか響かない。▼人類学者ハイジ・J・ラーソン氏は、反ワクチン思想の根底には、政治、ビジネス、研究に携わる人々の「疑わしき動機に対する根深い不信感」があると著書「ワクチンの噂」に記す。ならば科学の正しさを振りかざし否定してもデマや噂は消せない。なぜ人々は信じられないのかという問いに真剣に向き合う必要がある。

日本経済新聞 春秋:2024.12.2

「絵本の日」に推しの絵本
宇宙 そのひろがりをしろう
「宇宙」‐その広がりを知ろう‐加古里子 

この加古里子さんの『宇宙‐その広がりを知ろう‐』という絵本を、毎年、保育園の卒園式での記念品にしていました。最初のページに登場するのは、蚤。ページを捲る毎に、登場人物(物体)の重量が増したり、スピード感が増したり。目線は、だんだん地面から離れて、大気圏をも抜けていきます。最後は宇宙の果まできて、地球なんか見えなくなります。何億光年先まで、加古里子さんの絵と文章が誘っていくのです。

「あなたがその存在を小さい塵だと考えるか、或は無限の可能性を感じるかは、あなた次第」。加古里子さんの人間観、地球観、宇宙観を、膝の子どもから大人まで、しみじみ感じる事のできる絵本です。

今、地球上で戦争を強いている為政者、人を傷つけたり陥れようとしている犯罪者、憎しみあっている人たちに、是非、読んでもらいたい絵本です。

そして、子ども達と「宇宙」について語り合ってほしいと、心から思います。

絵本の日

日本において、戦後、“絵本”に関する基本的な考え方を最初に示し、その後の絵本の世界に大きな影響を与えた瀬田貞二さんの『絵本論』(福音館書店刊)。こちらの『絵本論』が1985年11月30日に発行されたことにちなんで、民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリービブリオ」が、毎年11月30日を「絵本の日」に制定しました(日本記念日協会によって2012年に認定)。

国民・玉木氏、政治資金パーティーで3700万円収入 昨年(23年)分 22年は12万円


 主に香川県内で活動する政党の支部や政治家の後援会といった政治団体の2023年分の政治資金収支報告書を、県選挙管理委員会が29日、公表した。県選出の国会議員のうち、政治資金パーティーによる収入は、国民民主党代表の玉木雄一郎衆院議員の後援会が最も多く、計3回で3762万円の収入があった。

 政治資金規正法に基づく提出義務がある730団体のうち、722団体が提出した。

 収入総額は10億649万円(前年比15.7%減)、支出総額は10億2312万円(同2.5%減)だった。23年は統一地方選があったものの、国政選挙や首長選が少なかったことから、収支ともに22年から減少した。


 収入を内訳で見ると、最も多かったのは寄付収入で4億600万円(前年比4.0%減)。次いで、党本部などからの交付金が3億4151万円(同16.7%減)、党費・会費収入1億3141万円(同1.8%増)だった。

■玉木氏パーティーは東京と地元の高松で

 23年に開かれた政治資金パーティーの回数は、前年と同じ6件で、事業収入は7093万円(前年比63.1%減)。

 開催が最も多かったのは、「たまき雄一郎後援会」の3回。東京都のホテルニューオータニと、高松市のJRホテルクレメント高松で、約230~450人の規模で開いていた。

 収入は計3762万円で、支出は計約1085万円。収入から支出を差し引いた利益分は計約2677万円で、収入、利益ともに最多だった。利益率は平均71.16%

 同会は、22年に開いたパーティー1回分の収入12万円も報告している。

 次いでパーティーで大きな収入を得たのは、平井卓也衆院議員が代表を務める「自民党県第1選挙区支部」。パーティー1回分計2450万円の収入があり、利益は約1991万円、利益率は81.28%だった。

 報告書は、県選管のホームページ(https://www.pref.kagawa.lg.jp/senkyoi/seijishikin/syushi_kouhyou.html)で公開している。領収書はネット上で公開されておらず、情報公開請求が必要。(朝日新聞 山田健悟)

足長おじさん
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