▼終戦後、旧満州などにいた約60万人もの日本人が、ソ連領内に点在する捕虜収容所に連行された。酷寒下での強制労働と栄養失調で約1割の人が死去したといわれる。今日は「舞鶴引き揚げの日」。引き揚げ第一船「雲仙丸」が、釜山から約2100人を乗せて京都・舞鶴港に入港した日である。その後も引き揚げは続いたが、3万7000柱もの遺骨が今もユーラシア各地で眠っている。(『シベリア抑留』岩波新書)▼戦後の平和は、多くの人の犠牲の上に成り立っている。それを忘れて安住していないか。自省をする。
日本農業新聞 四季:2024.10.7
生前の母から、戦時中の話しをずいぶんと聞いていた。叔父は、カラオケに行くと必ず「岸壁の母」や「瞼の母」を歌っていた。
語り継ぐ人がいなくなっていく今、戦争を知らない私たち世代は、平和の有難さや平和ボケの危険さを、どうやって次世代に伝えていくのか。
原爆の日、終戦の日、引き揚げ船の日。
私たちが、絶やさず語り継いでいかなくてはならない日です。

最近いやなニュースばかりで、大谷翔平の活躍しかワクワクすることはないのか、なんて思っていた矢先の、この「おもしろい」ニュース。
「タナカヒロカズ」さん、大ヒットです。
「ひろかず」の変換が105種類出てきましたもの、これは相当の人数いらっしゃいますね。その方々を集めちゃおうなんて発想が「おもしろい」。
「人はちょっとした『同じ』でつながって、幸せになれる」。名前の読みが同じ人たちとの交流を広げ、30年になる。
1994年のプロ野球ドラフト会議。「近鉄 田中宏和」。同姓同名の投手が1位指名され、高揚感を味わい、タナカヒロカズさんを探すように。03年にその1人と面会し、輪を広げていった。
2年前、3~80歳の178人を東京・渋谷に集め、当時のギネス世界記録をつくった。「ありふれた私たちの名前がブランドになった歴史的瞬間だった」
仲間はいま、250人を超す。朝日新聞デジタル
この夏、30年以上勤めた大手広告会社を退職。「渋谷」「レコード」(ニックネーム)の2人と「タナカヒロカズ株式会社」を設立した。「ただ楽しいからやってきただけなのに、行くところまで行っちゃいました」。社員や株主になる条件はただひとつ、タナカヒロカズという名前だ。
スローガンは「おもしろい未来をつくる」。事業の柱に企業のブランドづくりを据える。タナカヒロカズの絆、ギネスに名を刻んだ成功体験をいかす。「ばかばかしさは引き続き大切に。タナカヒロカズであることがうれしい、と思える会社をめざします」。ありのままの自分でいい。誰もがそう思える社会になってほしい。(文・写真 長野佑介)

昨夜の花火大会の喧騒から一夜明けた飯岡ビーチラインは、日曜日とは思えないほどの静けさ。
と、視界を横切る「日本一周」の桃太郎旗。
なんと歩いて日本全国を旅しているという若者。
北は稚内から四国のお遍路まで、まさに日本全国津々浦々ひとり旅。
今夜は白子町でテントを張る予定とか。
「人間は考える葦である」とパスカルは言った。
「人は足で考える」と私は思う。
学校までの往復一時間以上を毎日歩いていた。地球が自分のために回っているわけではないことを、歩きながら知ったような気がする。
「日常生活で身体を使う生活を取り戻した方がいい」、「身体は動くことが前提にできている」と養老孟子先生はおっしゃる。「一歩歩くごとに見える景色が変わる」とも。
日本の若者よ、まず歩こう。
ゲームとスマホをちょっと離して、一歩を踏み出してみよう。
「行ってきます!」と元気に手を振る彼のように。

最近の愛読書。

南アフリカ北東部の地下にある20億年前の地層から、生きた微生物を採取したと東京大などのチームが2日付の国際専門誌に発表した。チームは「地上から隔離された環境が10億年以上続き、微生物が進化せずに太古の姿のまま生息していた可能性がある」としている。今後ゲノム(全遺伝情報)を解析して、特徴や進化の状況を調べる。
これまでに生きた微生物が見つかった最古の地層は、南太平洋海底下の約1億年前のものだという。鈴木庸平東京大准教授(地球惑星科学)は「最古の地層が20億年前へと一気にさかのぼった。生命の起源や進化の実態を明らかにしたい」と話した。(共同)
毎日新聞
これ以上凄いことがこの地球上で起こるだろうか。
20億年生きてきた微生物がいる!
やっと人間のかたちになったモノたちは、たった100年にも満たない命の奪い合いばかりしているというのに。
20億年ですよ!
ちょっと割り算した答えの桁が分からないけど、おそろしく違うことだけは分かる。
一瞬しか生きられないのに、なぜ喧嘩して憎しみあって殺し合うのか。
微生物よりも愚かな人類。それを教えてくれるために20億年の時空を超えて発見されたのか。
「今喧嘩している人たち、今憎しみあっている人たち、今戦地に若者を送り出している人たち全員に告ぐ。君たちみんな、われら微生物以下だ!」って。