
世界景気にブレーキがかかってきた。1~3月期の実質成長率は米国と日本がマイナスとなり、ドイツやフランスも0%台にとどまった。長引く物価高に先行きの不透明感が重なり、個人消費が鈍る傾向にある。さらに4月以降は米国の相互関税や自動車関税が企業活動に影を落とし、各国経済を下押しし始めた。安定した回復軌道は見通しにくくなっている。
日本経済新聞1面(関連記事総合4・5面に)

減速、マイナス成長、解消見通せず、と、ほんとうにマイナスな言葉が並ぶ5面。これが我が国の今の経済。
極めつけは、「苦し紛れの先送り」。これが我が国の今の政治。

昨日の天気とうって変わって、外は嵐。
福山の母の親友から毎月送られてくる絵手紙カレンダーには、「煎茶はずっと習ってきましたが、とぎれていました。これからお友達などと楽しみたいと思います」とコメントがあって、「どうぞごゆっくり、煎茶でも☕」と促されています。
もう何年も前に、当時指導いただいていた裏千家のお茶の先生から、「忙中閑あり、ですよ」と一服いただいたことも思い出しました。
そこで、父が大切にしていた煎茶セットを出してみましたが、なんと作法が全くわからない。
といって、お抹茶の茶葉もない。
ということで、いつものお茶で忙中閑。

GW 中も黙々と田植えをされた、農家さんの労働の成果が水面に輝いています。
夏の終わりには、黄金に輝く収穫があることでしょう。
農家さんによって脈々と守り継がれたこの稲作文化に感謝しながら、また次世代に継承し続けていくのが、われわれ日本国民の義務です。
続く米価の高騰に対して、政府が農家から高く買い消費者に安く売る食管制度を復活させる時です。
その為の財政出動を躊躇すべきではありません。



旭が誇る若手陶芸家林武宏氏の作品は繊細で美しい。
甲盛り型の陶筥に、花へと舞う蝶が描かれている。輪郭には泥漿を盛り上げるイッチンの技法による繊細な線が施され、立体的な装飾となって器全体に奥行きをもたらした。内部には同様の技法で花のみが淡く表現されている。染付の濃淡とイッチンによるリズム感が調和し、蝶の軽やかで躍動感あふれる姿が見事に表現されている点が評価された。
和田的


