
老子の格言で、『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。
「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」という意味の言葉です。
お腹を空かした人に魚を与える事は、空腹を満たすための一時的な手段。それでは、その人は空腹になる度に魚をもらい続けなければならないし、もらい続ける癖がついてしまう。
これに対し、釣りの道具を与えて魚の釣り方を教え、それを身に付けてもらえば、空腹になっても自らの力で魚を捕まえて食べられるようになります。
逆に、魚をもらい続ける癖がついた人が増えると、そのまち、その国の将来はとても危ういものになるでしょう。

今朝きれいに咲いているのを発見。まだまだつぼみもたくさんあります。
一度咲き誇った後、月日は巡り、再び花芽が出てつぼみを付け、鮮やかに花を咲かせる。これは、椎名洋蘭店さんの開発によるポット(鉢)のなせる業なのです。
洋蘭は水やりがなかなか難しく、今まで2回目の花を咲かせることに成功したことがないので、うれしくて仕方ありません。
新種の開発とともに、花をどれだけきれいに保たせて、再び咲かせるかの研究も怠らない。
洋蘭にかける情熱に脱帽です。

「富士山が枠からはみ出しているでしょう。」と、松沢さん。「東海道五十三次」の中でも珍しい「枠からはみ出した」構図のようです。
安藤広重(今は、歌川広重と教科書に載っているそうです)は、枠を気にしない人だったんですね。
葛飾北斎の「富嶽三十六景」の大胆さ、力強さは言うまでもないことですが。
恰もそこに枠などなかったかのようにそびえ出た頂に、広重の度量の大きさが表れています。
とかく「枠」を作ってしまいがちですが、「枠」を取り払うこと、「枠」からはみ出すことで生まれるものには、無限の可能性があることが示されている気がします。
- 夜明け。明け方。
- 新しい事柄が始まろうとすること。また、その時。

「黎明」を使える人は選ばれた人。
「黎明」に並々ならぬ憧憬の気持ちを持つ人。
「黎明」を信じる人。

海っぺりに住んでいると、どうも海の生き物に反応してしまう。
- 分類:ジーンベイザメ目 タタミベリ科
- 学名:TATAMI-BERI SHARK PLUS
- 和名:畳縁鮫PLUS
- 生息域:倉敷市児島に生息し日本国内及び世界各国を回遊する。
- 生態:スマートフォンや携帯電話など口内に納まる物であれば何でも摂食する。
- 飼育:どのような気温・気候でも可能であるが、腹がデニムであるがゆえに白物との相性には気をつける事。
こんなに面白いことを発明する人がいる。イグサのまち倉敷で。畳需要が減っていく中で、何とかしなきゃと思ったんでしょうね。畳べりを縫い合わせた鮫の出来上がり。必要は発明の神様!なり。
ここ旭にも、神様はたくさんいらっしゃる。
