
友人が22年間人生を共にした愛猫が、昨夜亡くなりました。今、彼女は深い悲しみの淵にいます。
傍らの愛犬にもその日がいつか来る。そのことを思うだけで辛くなるのに、彼女にかける言葉など見つかりようもありません。
「出会えたことに感謝」を、その日の自分のために、心の中でつぶやいています。

シンガポール船籍の貨物船が5月20日、インド・グジャラート州からコロンボへ向けて航海している際、スリランカの海岸から約16キロ離れた海域で出火した。スリランカの海洋環境保護局(MEPA)は地元メディアに対し、プラスチック廃棄物がこれまで目にしたなかで最悪級の環境被害を引き起こしたと述べた。今回の貨物船のよる被害は依然として算定中だという。地元の環境グループのコーディネーターは、貨物船の周囲の海が汚染され極めて有毒である可能性を指摘し、カメや魚などの海洋生物に対する影響について懸念を示した。
<2021.6.2:CNN>
「プラスチック廃棄物がこれまで目にしたなかで最悪級の環境被害を引き起こした」というニュースに、「またか」と思ってしまった。
「最悪級」を何回繰り返せば、人類は学習するのだろう。
「最悪級」がこの一回の規模だとしたら、毎日大量のプラスチックが打ち上げられる飯岡海岸はどう言い表せばいいのだろう。日本の沿岸、世界中のビーチに、毎日打ち上げられるプラスチックごみの規模は、どういう言葉になるのだろう。
地球上では、最悪級の環境破壊が毎日繰り返され、最悪級の環境被害が毎日引き起こされている。
西日本では平年よりも大幅に早い梅雨入りとなりましたが、関東は、来週の週末以降になるそうです。
ここ旭の海の幸は、イセエビ、はまぐり、そして岩牡蠣へと。果物は、いちごからメロンへと、季節とともに変わっていきます。
ほぼ年間通して出荷できる野菜も多く、畜産も盛んなまち、旭。
海幸彦、山幸彦がこんなに頑張っているまちは、他にはそうそうありません。

篤志家によって提供された土地は、芸術家も支援しながら、避難所にもなる。
まさに、「市民のひろば」。
一面のクローバーの中に市民は集い、数限りない「幸せの四つ葉」を見つけることでしょう。

すなわち細事にあくせくして、大局を観るの眼なく、あまりに小悧巧な青年が殖えて来るように思われる。かくては胃が消化力を失うと等しく、生々の気力が衰亡する。社会はこの小悧巧な青年によって食傷病に罹らんとしている。青年たる者、すべからく眼を大所、高所に放ち、国家社会の大任を負わねばならない。
青淵6月号『渋沢栄一訓言集』より
「すべからく眼を大所、高所にはなち、国家社会の大任を負う」青年をどれだけたくさん育てられるか。それがこのまちの、この国の未来を左右する。
私たち世代にかかっている、大きな責任です。





