「フランスゴムの木」とは日本でのみ呼ばれている名称ですが、実は原産地はフランスではなく、オーストラリアの観葉植物です。この名前は、フランスの植物学者であるルネ・デフォンテーヌ氏が発見したことに由来しています。正式名称は「ルビギノーサ」で、「鉄さび」を意味し、葉裏がうすく茶色い毛に覆われている様子から名付けられました。フランスゴムの木は丈夫で育てやすく、花言葉は「永久の幸せ」。新築祝いや開店祝いに贈られることも多いですようです。
「ゴムの木」とひとくくりにしていましたが、我が家のは「フランスゴム」という個性的なゴムの木でした。
花言葉は「永久の幸せ」。
今、古い葉が落ちて、鮮やかな緑の葉に代っています。
新旧交代しながら「永久の幸せ」を紡いでいくのですね。
20年ぶりのデザイン変更だそうです。
何か月か後には、きっと手元で見ることができるでしょう。
▼なんとか金を稼ぎたいのは今も昔も同じ。かつて東京帝大の和田垣謙三という教授に学生が聞いた。「金になる法を教えてください」。教授は「猿の毛を抜け」と答えたきり、パイプをくゆらせた。頭をひねる学生に教授は解説した。「Monkeyのkを抜けばMoneyになる」。けむに巻くようなしゃれが「明治人物逸話辞典」にあった▼
日本経済新聞 四季:2024.7.3
かつての日本には面白い人物がたくさんいたのですね。
次回のデザイン変更の折には、「猿の毛を抜く」ようにアドバイスした人物を推します。
久々の上京。
所用で虎ノ門ヒルズというところを訪れました。
物凄いビルが立ち並び、さらに建設中のビルや道路や、まだまだ進化し続けているまちでした。
あるビルの30階あたりからは、皇居や国会議事堂が真下に見えて、ここに首都直下地震が起きたらどうなるんだろう、と考えてしまいました。
「首都防災」。今まさに行われている都知事選挙の争点の一つでもあります。
首都直下地震はいつ?「今後30年で70%」の根拠は
最悪の場合、死者2万3000人、経済被害は95兆円に達すると言われる首都直下地震。発生確率は今後30年間に70%とされています。本当に起きるのか。想定の根拠は何か。背景には関東南部直下などを繰り返し襲った地震の歴史があります。
NHK:災害列島
国土交通省は2024年度中に災害時の井戸活用について自治体向けのガイドラインを策定する。
長期の断水が続いた能登半島地震では民家などの井戸が役に立った。
旭も、地域で利用可能な水源の確保を進めなくてはならない。
この3月に市内在住の小学生以上(親子参加)を対象に、防災体験バスツアーが開催された。35名の親子が、そなエリア東京(東京都有明)に行って、マグニチュード7.3、最大震度7の首都直下地震の発生から避難までを体験したようだ。
参加者の感想が参考になる。
「一生田舎に住もうと思いました。」
「東日本大震災から13年たち少し防災に対しての知識が低くなっているように思うので、今回体験してあらためて備える事の大切さを考える機会になり、この体験を生かし、家族でも話したり防災に対して心構え、備えをしたいと思いました。ありがとうございました。」
旭は東日本大震災で被災した。13年前のことをほとんどの子ども達が知らない。辛い経験が生かされないでは、子ども達を守ることは到底できない。市内の子ども達全員に「備える」大切さを教えるべきである。
今日の日本経済新聞社説の記事からも、「切迫性のある防災への取り組み」が必要なことが痛切に読み取れる。
自然災害への警戒を呼びかける「防災気象情報」が見直される。警戒レベルごとに5段階の数字で示し、切迫度が伝わりやすくした。
情報が整理されても、受け手が活用できなければ意味がない。気象庁は13年、最大級の警戒を伝えるため大雨特別警報を新設した。18年の西日本豪雨では、気象庁が早くから発表の可能性を示した。だが特別警報が出ても、多くの住民は避難せずに被災した。国や自治体は防災訓練などを通じ、情報の意味と必要な行動をていねいに説明すべきだ。教育機関や専門家との連携にも取り組んでほしい。
日本経済新聞社説:2024.6.30