
8月になりました。
今朝の新聞で、8月1日は富山市や新潟県長岡市が空襲を受けた日だと知りました。
6日は広島、9日は長崎の原爆忌。15日は終戦日。
写真の電線の下の白い点は、飛行機です。76年前は、これが戦闘機だったのですね。
今は戦禍ではなく、コロナ禍。どちらの禍(わざわい)も世代から世代へと語り継いでいくことで人智が勝利に導くと信じたい。

今を生きる子ども達は、何かと制約のある生活を押し付けられている。
夏休みも然り。
せっかく旭に来たんだから、サンモールの映画館でも行こう。
ということで、「竜とそばかす姫」&「コナン」を観に、孫と。
子どもの映画と侮ることなかれ。
子ども達に伝えたいメッセージが両作品とも溢れ出ていて、これは今を生きる大人達にこそぜひとも観ていただきたい。
因みに、7時30分からの早朝上映は、孫と私の二人きり。密はないが、日本経済が心配。
7月30日(旧6月30日)夜に行っている茅の輪くぐりは、「夏越しの祓い」といい、半年の罪けがれを祓う行事で「六月の夏越しの祓いする人は千代のよはいをふるというなり」という古歌があります。





繰越金が30兆円!
コロナ対策で使うはずじゃなかったのかな。コロナ対策の予算は絵に描いた餅だったのか。
国の2020年度一般会計予算のうち、執行が遅れて21年度へ繰り越される額が過去最大の30兆円規模に達する見込み。 20年度は新型コロナウイルス対策に伴い、3度の補正予算編成で73兆円の歳出を追加したが、使い残した額はその4割に相当する。「規模ありき」で予算を積み増すのではなく、困窮している事業者などに支援を迅速に行き渡らせることが課題になっている。 営業時間の短縮要請に応じた飲食店に対する協力金の支給事務が滞っているほか、観光需要喚起策「Go To トラベル」は感染拡大で事業が中断。コロナ患者を受け入れる医療機関を支援する「緊急包括支援交付金」や、業態転換に取り組む企業を支援する「事業再構築補助金」でも多額の繰り越しが発生する見通しだ。公共事業も執行の遅れが目立っている。 国の予算は「単年度主義」で編成され、1年間で使い切ることが原則。ただ、実際には自然災害などで支出が終わらないケースもあり、例年数兆円が翌年度に繰り越されている。19年度の繰越額は6.6兆円で、これまでの最大は12年度の7.6兆円だった。20年度は、当初予算を含む歳出総額が過去最大の175.7兆円に達したことなどから、繰越額が突出して多くなっている。 与党内では、コロナ禍で打撃を受けた経済の立て直しのため、21年度補正予算の編成を求める声が出ている。しかし、財務省は既存予算の着実な執行を重視。コロナ対策の予備費も約4兆円残っており、補正編成には慎重だ。
時事通信社
予備費も残っているのに、補正予算の編成?
すでに、度重なる補正予算の編成などで、国の財政状態は一段と悪化している。国と地方の長期債務残高は21年度末に、主要国で最悪の水準となる1209兆円まで膨らむ見通しだ。
読売新聞
夏休み真っただ中。自由研究にお困りのご家庭が多いのではないでしょうか。
今日は、土用の丑の日、鰻の日です。土用の丑の日って何なのか、なぜ鰻を食べるのか、等々。おいしい鰻を食べた後、家族団らんで鰻のことを調べてみるのも一興ですね。
ウナギ目(ウナギ・アナゴ・ハモ・他)に属する魚でウナギ科。鱗(うろこ)は退化し皮下に埋まっている。ウナギは空気中でも皮膚呼吸が5分の3あり長時間生きられる。産卵はマリアナ諸島とフィリピン諸島の海域。卵から透明な柳の葉状の「レプトセファルス幼生(仔魚)」になり海流に乗って変態し「シラスウナギ」になり沿岸に流れ着く。海で一生を終える成鰻がいるとの説もある。シラスウナギ(稚魚)は河川を上りエビやカニなどの小動物を食べ、5~6月になり水温が上昇すると「クロコ(鉛筆ほどの大きさ)」になって本格的に上流をめざし遡上する。「成鰻」となった後、数年から十数年で成熟し、銀ウナギ(親ウナギ)となって秋に川を下り2000km以上の長旅で産卵場へ向かう。 | ![]() |
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うなぎの種類 ウナギ属魚類は15種・3亜種の合計18種に分類されている。日本ウナギの「Anguilla japonica(アンギラ ジャポニカ)」・ヨーロッパウナギの「Anguilla Anguilla(アンギラ アンギラ)」・アメリカウナギ「Anguilla rostrata(アンギラ ロストラータ)」などが種ごとに決まった回遊環で数千キロの降河回遊を行なう。ウナギの起源は1億年前後の白亜紀後にインドネシア付近で派生したと推定されている。海流に乗って西へ分布域を拡大したグループ(ヨーロッパウナギとアメリカウナギ)と起源した場所付近にそのまま残ったグループ(日本ウナギ・オーストラリアウナギ・その他)に分かれた。 |
【考察】鮭の産卵は映像で目にすることがよくある。しかし、鰻の産卵は目にしたことがない。産卵のために数千キロも河を下って回遊する。こうして一億年も命を繋いでいる。土用の丑の日の鰻は(特に日本産は)高価だけれども、こうして繋いできた命を頂くと思えば、大変有難い。