
今夜は中秋の名月。
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことを指します。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります。(例えば、2024年は、中秋の名月が9月17日、満月が9月18日と日付がずれます)。これは以下の理由のためです。
・中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるが、満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係で決まる。
・月の公転軌道が楕円形であり、新月(朔)から満月(望)までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化する。
国立天文台
この年になるまで、中秋の名月=満月と疑わず愛でていましたが、今夜はひとつ賢くなったつもりで見上げています。満月は本当に美しい。

「ばーば」と呼ばれて早10年が過ぎ、敬老ハガキなるものを毎年この時期に受け取る。身内はいいとして、他人から「おばあちゃん」と言われるのは心外。それ故、「ビービー」とか「バーバラ」とか孫に呼ばせる知り合いがいる。呼び方はどうあれ、好む好まざるとにかかわらず、日本人口の約30%が高齢者となった。
総務省は日本の高齢者が過去最多の3640万人になったとの推計を公表しました。 総務省の人口推計によりますと、今月15日時点での65歳以上の高齢者は、去年より22万人増えて過去最多の3640万人。総人口に占める割合も29.1%と過去最高で、世界201の国と地域の中で最も高くなっているそうです。 また、2020年に仕事に就いていた高齢者も906万人と17年連続で増加。高齢者の就業率は25.1%に上り、特に65歳から69歳では49.6%とおよそ半数が働いているということです。
TBSニュース

台風一過。
あの花たちは雨風に耐えただろうか。
自らの美に気づかざるものたちを花とよびては散るをかなしむ
詩客:鈴木良明 「世界の変へ方」より

旭に来てから仕事で知り合った友人は、こんなことをやってみる人です。
去年のクリスマスを彩ってくれたポインセチアを、光を遮断してまた紅くしようという試み。
「だって面白いじゃない」。
人生ぐるっと暦を巡ってだいたい同い年の彼女の、この興味津々力に脱帽。

平成5年の記録的な冷夏による不作が原因となった米不足の時、平成の米騒動が起こりました。瑞穂の国日本ではこれより以前にも、凶作で米不足になったり、価格が上がって、人々が米を買えなくなって騒動になったことが何度もありました。
翻って今は小麦粉騒動勃発寸前。政府が輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格を来月から19%引き上げると発表したからです。 農林水産省の試算では、食パン1斤あたり2.3円の上昇になるようですが、小麦粉を使った食品の多さを考えると、食卓への影響は多大なものになるでしょう。大幅引き上げの要因は中国の大量買い付けや北米の天候不順による生産量の減少だそうです。さらに新型コロナウイルスの影響で輸送船が不足し、運賃が大幅に上昇したことも響いています。半年前にも輸入小麦の価格が引き上げられたばかり。どこまで高騰するのか、小麦粉よ。
ということで、これはもう小麦粉じゃなくて米粉でしょう。米粉の時代です。旭は今、新米の刈り入れで田んぼはコンバインとシラサギの協演中。次はいよいよ旭の米粉の出番です。