旭にお城があった。
思いがけず「旭の城址巡り」のお誘いを受けて、わくわくしながら城跡に向かう。
まずは、鏑木城址。
800年ほど前に鏑木胤定を祖として、11代が継承して居城し、胤家の時に後北条氏に加勢したため、豊臣秀吉軍によって落城し、以後廃城。それが430年ほど前の話し。その後、今の鏑木さんは15代目だそうです。
晴天の下、鶯のさえずりを聞きながら、悠久の歴史に思いを馳せたひと時。
ヘザーブラウン(Heather Brown)
カリフォルニア州バーバンクで幼少時代を過ごし、大学進学を機にハワイに移り住む。2006年より本格的に絵を描き始め、1年も経たずしてハワイのサーフシーン、アートシーンから注目される。その後ジャックジョンソン主催のハワイ最大のミュージックフェスティバル「コクアフェスティバル」のメインポスターを手掛け、一躍世界のサーフアートシーンの寵児に。
一度目にすると忘れられない力強いタッチで、色鮮やかに波を表現。海そして自然を愛し、サンゴ礁保護、自然保護にも力を入れている。
今やハワイだけでなく、世界中が注目するアーティストです。
2018年、飯岡灯台は千葉県で初めて「恋する灯台」に認定されました。
2019年、飯岡海岸には、震災復興のための防潮堤が築かれました。
この堤防も「恋する堤防」にしたい。
毎日、この無機質なコンクリート色の堤防に夢見ています。
ヘザー・ブラウンの絵が描かれたらどんなに素敵だろうと。
堤防に恋しているのです。
現在の旭市役所庁舎は、令和3年4月23日(金)をもって業務を終え、26日からは、旧庁舎と呼ばれることになります。
昨日、今日と、新庁舎の一般見学会が開催され、市民の方々の関心は専らこちらに集まっていることでしょう。
一方、大きな役割を果たしてほっとしたようにも見えるこの旧庁舎は、この後どうなっていくのか。
市民のために活用される跡地利用にも、注視していかなくてはなりません。
地域に甚大な貢献をされた方の「遺訓」を見せていただきました。
一つ一つの言葉、行間にも、歩まれた人生の重みが感じられます。
まだバリバリの現役ですが、「お孫さんに残したい言葉」として書かれたそうです。
「一途に誠実な人生」。
胸が熱くなります。