
大寒の昨日、議長、副議長、所属委員会、各委員会委員長、副委員長等を決める熱い臨時議会と全員協議会がありました。
私は、常任委員会は第一希望の「文教福祉」になりました。学校統廃合、少子化対策、文化芸術振興、そして環境まで、私のテーマがぎっしり詰まった委員会で頑張れることにワクワクしています。
しかし、所属委員会の所管以外のテーマもたくさんあります。筆頭は農業です。 浦安では、農業・農地が皆無でしたので、農業に関することは予算・決算書でも見たことがありません。そこで、農業新聞を購読することに。
早速今日、初めての農業新聞を手に。地理的表示保護制度、JA全国女性組織協議会、フレッシュミズ、みどりの食料システム戦略、農地バンク等々。案の定、紙面には初めて見る語彙が羅列され、一瞬たじろいでしまいましたが、面白いものも見つけました。
「農山漁村発イノベーション」に向けた施設を整備する際の農地転用手続きを迅速化する、「農山漁村活性化法改正案」というものです。これ、絶対我が旭市に使えますね。こちらのテーマもワクワクしてきました。

本日は全員協議会と臨時議会が開催されています。
これから所属する委員会が決まります。
第一希望の委員会に決まりますように。

今掘り出したばかりの土の塚。
ワンコが狙っているから、きっとその辺りにいるに違いありません。
それにしても土竜はなんて働き者なんでしょう。
畑の野菜を食べたなんてネズミの仕業の濡れ衣を着せられたり、「もぐらたたき」なんてゲームで叩かれたり。それでもめげずに、ただひたすら掘りまくります。実はものすごく頭が良くて、掘った横穴に落ちてくるミミズの穴掘り深度まで計算しているのですよ。
旭市出身の同姓同名のコメディアンさんも活躍されていますね。
頑張ってほしいなぁ。
この努力は決して無駄じゃないから。

この葉っぱの縮れたほうれん草を初めて食べた時、その濃さと甘さにびっくりしました。その美味しさの理由を聞いて、納得です。
ちぢみほうれん草はハウス栽培ではないので冬の寒さや霜、雪に当たることも多く、寒さから身を守ろうとします。これは白菜など、冬に旬を迎える野菜も同じで、寒さから身を守るため、体内の養分を凝縮し、でんぷんなどを糖質化して育つからです。
その結果、寒さに当たることで糖分が増え、肉厚になったちぢみほうれん草は、普通のほうれん草よりも甘みが強く濃厚な味わいになります。
「砂糖水は凍りにくい」。理科で習った通りです。冬の野菜はそのことを知っているのです。自然って偉大です。
厳しい季節にあってなお、力を蓄え成長していく。自然に教えられることは多いですね。

あれからもう27年になるんですね。
あの日、早朝の保育園で、「ご両親は大丈夫ですか」と職員に聞かれてはじめて神戸で大きな地震があったことを知りました。当時私の実家は神戸だったので、すぐに電話を試みましたが全く繋がらず、とても心配したのがつい昨日のことのようです。
議員になってから、防災・災害対策の視察に神戸へ。阪神・淡路大震災を後世に伝え、”防災・減災の世界的拠点”となることを目的に創設された施設「人と防災未来センター」では、大震災を模擬体験し、恐怖に震えました。
そして、阪神・淡路大震災から16年後の2011年には東日本大震災が起こり、10年余りたった今も、東北だけでなくこの旭市にもその爪痕が残っている状況です。
私たち人間にとって自然界がもたらすものは常に想定外。巨大な自然災害の前に、私たちはどう備えたらいいのか。答えを見つけるのは不可能だと思います。しかし、少なくとも、私たちが知るこの二つの大震災のことを決して風化させてはいけない。伝え続けていかなくてはならないと思うのです。