英語で「弾力」や「復元力」、「回復力」を意味する言葉。外からの圧力を指す「ストレス」とともに元来は物理学の用語として用いられていたが、人間の精神衛生について説明するのにも有効であるとして、のちに精神医学や心理学の分野でも使われるようになった。職務上のストレスで心身を病む従業員を出さないために、レジリエンスを向上させることに主眼をおいた企業研修も増えている。また、2020年に打ち上げられた米国の民間宇宙船「クルードラゴン」の機体が、搭乗した宇宙飛行士4人によって「レジリエンス」と名づけられたことでも話題となった。新型コロナウイルスの感染拡大に影響を受けた世界全体が元の状態に戻ることを願って命名されている。
知恵蔵mini
宇宙飛行士の野口さんが乗り込んだ「クルードラゴン」のニュースで初めて聞いた言葉、「レジリエンス」。
開催中のパラリンピックの解説でも、選手のメンタルに関してよく聞くようになった。
今こそ、地球にとっても人類にとっても一番必要な「力」。
かつお、たこ、はまぐり、ながらみ、つぶ貝、渡りがに。なんでもいる。
ここには、志のある魚もいる。
こういう当て字が、好きなんだなぁ。
生まれつき両腕がなく、バタフライは足のキックが頼り。コーチからは「体をムチのようにしならせて」と指導されていたが、今ひとつイメージが湧かなかった。
八景島のイルカショーで、同級生がジャンプする姿に熱視線を送る中、日向選手の目は水中の泳ぎにくぎ付けになった。頭の位置はほとんど変わらないのに、体をしならせて急加速していた。「これだったんだ」
イルカを意識した練習を重ねて1か月後の代表選考会で、自身の日本記録を1秒近く更新し、代表の座をつかんだ。
両腕がないことに「苦労したことはない」と言い切る。足を使って字を書き、スマートフォンでゲームに熱中する。親にスマホを自分の背丈より高い所に隠された時も、こっそり取り返すたくましさがある。学校も普通学級に通い、人なつこい性格で友達も多い。
読売新聞:パラリンピック競泳日向楓選手の記事
パラリンピックの選手の頑張りには、本当に力をもらいます。
「読書感想文が書けないんだって」と娘から、孫の夏休みの宿題が終わらないことへの心配の電話が。「書けない」は、できないんじゃなくて「やらない」ということ。
電話でこの記事を読み聞かせる間中孫は沈黙。きっとその意味を理解してくれたのでしょう。そして、孫に諭しながらわかったことは、この16歳の日向楓選手から学ぶべきは、私自身だということ。
「両腕がないことに苦労したことはない、と言い切る」強さ。「できない」なんて言葉は、彼の辞書にはない。運命を恨むことなく、必ず明日はできると疑わない。この強さを私も持ちたい。
昨日はなかったのに、いつの間に。
なんとも可愛い、そしておいしそうな名前。
「稲わらロール」。
これは絶対観光資源に間違いない。
猛暑の中、稲刈りが始まっています。
刈りたての田んぼには、サギが落ち穂拾いをしています。
全ての田んぼの収穫が終わった頃には、秋の気配を感じるようになるのでしょうか。