未来のあるべき姿を起点に、今なすべきことを考える「バックキャスティング」。
例えばお社に辿り着くとしたら、この石段はどうやって上がっていったらいいかを考える。
照準定めました。あとは、今なすべきことを確実にやるだけ。
頂上の火口に点火する富士山型花火。面白いものを見つけたと喜んでいる場合ではありませんでした。
富士山ハザードマップが17年ぶりに改訂されたそうです。今までのは、1707年の宝永噴火の被害状況がもとになっていました。改訂版は、その宝永噴火を超える864年の貞観噴火をもとに見直されました。
さらに、富士山の噴火口は45か所と言われていたのが、実は220か所もあることが分かったそうです。そして今、富士山のマグマはいっぱいいっぱいで、「噴火スタンバイ状態にある」と富士山研究第一人者の弁。なんと。
火山噴火にどう備えればいいのか考えを巡らせながら、この花火のようなことにならないことを祈るのみです。
新学期を待って降り始めた雨は、どうやらしばらく続きそうですね。
今、小中学校では一人一台のタブレット端末やパソコンを配備する国の「GIGAスクール構想」に取り組み始めたようです。孫の学校では、夏休み前に本格的に授業に使われるようになりました。しかし、先生も生徒もこの授業のやり方に慣れて学習効果が出るまでには、かなりの道のりを要するのではないか。老婆心ながら、リビング参観をして感じたところです。
自治体によっては、この端末を学習面に限らずさまざまに活用しているようです。その一つが児童生徒の精神面のケアで、これに役立つアプリが「心の天気」というものです。
晴れ、曇り、雨、雷。四つのお天気マークの中から、その時の気分に最も近いものを直感的に選ぶ。これを毎日繰り返していると、マークの並びの中から生徒が発信するシグナルが見えてくる。「心の天気」は至ってシンプルな、それでいて奥深いアプリだ。
中日新聞
先生は、出欠とりの返事の調子や表情からその子の今日の様子を把握しようとする。それは端末上ではなかなか難しいこと。しかし逆に子ども達は、端末をポチっとするだけで、人に知られることなく自分の気持ちを先生に伝えられる。
閉塞感が充満したこの時代を生きる子ども達。こんな社会であっても「晴れ」のマークを毎日なるべくたくさん選んでもらいたい。そのためには、「社会の天気」を変えていく努力を、私たち大人が決して怠ってはならないのです。
今日は、防災の日。
9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、また、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害(全半壊・流失家屋15万3,893戸、浸水家屋36万3,611戸、死者4,700人、行方不明401人、傷者3万8,917人)を被ったことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されました。
東京消防庁
二百十日:古来わが国では、二百十日は暦の上で雑節の一つとして、立春から数えて210日目の日で、太陽暦では9月1日ころにあたり、220日目の二百二十日とともに、台風が来襲する厄日とされています。台風が来襲すると稲作に大きな損害を被ることを警戒する目印にした日とも考えられます。
一昨年は、9月に入って2回も台風の直撃に遭いました。去年は台風被害がなかったこともあり、備えが疎かになりがちです。ここで今一度、気持ちの「備え」から引き締めようと思います。
今日8月31日は、野菜(やさい・831)の日。
旭の野菜の出荷量は県内1位で、国内でも屈指を誇ります。つまり、「野菜のまち旭」の日です。
昨日の新聞では、「日本の今年上半期の農水産物輸出高が過去最高」というニュースもありました。「官民一体で、生産基盤の強化や販路の拡大に取り組み、この流れをさらに加速させたい」とのコメントに、以前見せてもらったこのウイングトラックが頭に。
まさに翼を広げ、飛び立ちそうなトラック。このウイングトラックが益々活躍して、旭の野菜をどんどん空港に運ぶ。そしてそれが、空の翼に載って世界中のまちへ。
販路は世界に拡がる。