
「うつ」になるリスクは都市より農村の方が高い、という研究チームの発表を読んだ。農作業が忙しく、社会参加がしにくいことが背景にあると専門家はみているということ。
昨日植え付けをした畑も、二か月もすると雑草に覆い隠されるから気をつけて、という助言をもらった。常に雑草との戦いらしい。これじゃ農作業は忙しいはずだ。
人はなかなか雑草のようには生きていけないから、「誰かに心のつらさを吐き出させる環境をつくることが命綱となる」という。

よごれたる手を洗ひし時の
かすかなる満足が
今日の満足なりき。
石川啄木
昨日は収穫。今日は植え付け。かすかなる満足の日々。
76年前の今日は、皇居前が25万の群衆で埋め尽くされた「食糧メーデー」。デモのニュース映像には、復員兵、労働者、乳飲み子を抱えた母親、丸刈りの児童の姿も見える。「ヤミも買い出しもできない人たちは、毎日雑草を食べてその日を暮らしている始末です」とのナレーション。
「食料安全保障こそ国防である」とは鈴木宣弘東大大学院教授の言葉。我が国の為政者は「食糧メーデー」の歴史を繰り返さないと言い切れるか。
日本農業新聞:四季より

たった一時間の野良仕事の手伝いで、大汗をかきました。
収穫した野菜の美味しかったこと。
流汗悟道
人間は汗を流して初めて、何かがわかってくるのであり、多くの人々にお世話になっていること、助けを受けていること等、自ら汗を流して体験しなければ、何もわからず、怠惰では人の心やその活動を理解できないということ。

みんなが、腹を立てないで、嘘を言わないで、物を無駄にしないで生きたら、
戦争も起こらないし、SDGsなんて難しいことを言わなくてもよくなる。
地球のみんなが全員、胸にこの願いを誓ってくれたなら。
今日、6年使ったスマホを更新。

138億年の歴史を持つ宇宙の謎を解き明かそうと、天文学者は最初にできた「一番星」の光を追い求めてきた。最近、宇宙が誕生して数億年後とみられる太古の星や銀河の光をとらえることに成功し、一番星に迫る発見として注目を集めている。
日本経済新聞:EEveryday Science
ここのところでは、一番ロマンティックなニュース。
「138億年⁈」誰か見て来た人もいるまいに、なぜこういうことがわかるのか。
「宇宙が誕生して間もない頃は暗黒の世界が広がっていた⁈」なんて、じゃあその前はどうなっていたの。
たかだか100年しか生きられない塵にも満たない生物に、そんなことがわかるなんて。
一瞬の光にも満たない命の殺し合いを止めることもできないのに。