本日、衆議院選挙の公示日。
今回有権者が期待するのは、コロナ対策よりも経済対策だということです。
コロナの感染者が激減してきた今、「この国の財政は大丈夫か」と、有権者の関心も変わってきたということでしょうか。
これまで、「コロナ」と言う御旗の前には湯水のように湧いて出てきていた予算。「アベノマスク」がいい例です。
厚生労働省によると、「アベノマスク」を全戸配布するのにかかった費用は総額約260億円。日本郵便のシステムを活用して約1億2000万枚を配り終えたのは、開始から2カ月後の昨年6月20日ごろ。既にマスク不足はある程度解消した時期でした。
為政者にとって、国民が払った税金は所詮他人(ひと)の金なのでしょうか。今回の衆議院選挙でも各党が給付金額支給合戦をしています。財源の裏付けもせずに。
「アベノマスク」を使った人は、わずか3,5%。巨額の予算を使いながら、ほとんどの国民が使わなかった、否使えなかった「アベノマスク」。
この国の将来が本当に心配です。
芸術鑑賞が”やる気脳”を育てるとは、知りませんでした。
私たちの脳には生存本能だけでなく、人として品性を高めて豊かに生き、他者とのつながりを喜ぶ”高次の脳”が備わっているので、芸術鑑賞による美しい作品との出会いを脳が喜ぶそうです。
この、人に備わっている”高次の脳”が「美」を感じ取り、心が満たされます。そして心が満たされると脳内の”快・報酬系”の神経回路が働いて、「またやろう」という意欲を誘う脳内システムになっているようです。
つまり、芸術鑑賞で「美」を感じることは、「またやろう」という前向きな脳を育てる習慣にもなるというわけで、なんとも素晴らしいシステムですね、人の脳って!
以上、”美と脳”の関係を科学的に解明している石津智大博士のお話です。
因みに、直接自分の得にならなくても、心根の美しい利他的な行為に美徳を感じるのも、この”高次の脳”の働きだそうです。
旭市の海っぺりに移住してきてから、毎日ここの素晴らしい景観を楽しみながらくらしています。
しかし、ずーっと気になることがひとつ。浜のごみです。
拾っても拾っても流れ着くゴミ。これを何とかしたい!
と思っていたところ、この千葉県「まるごみ」イベントの話が来ました。ぜひぜひ参加したいと思います!
この浜のゴミ拾いの楽しい企画が出来次第お知らせします。乞うご期待。
待ちに待った渡り蟹が揚がってきました。渡り蟹は、旭の海の幸の一つです。足の先がひれの形をしていて、海を泳ぎ渡るのでワタリガニと呼ばれるようになったとか。太平洋岸では秋から冬、日本海側は春から秋が旬だそうです。
はまぐり、岩ガキ、伊勢海老、そして渡り蟹。鍋の季節になると鮟鱇。飯岡漁港から出る船は、美味しい海の幸を運んでくれる海彦です。
昨日、衆議院が解散しました。
19日に公示、31日投開票となります。
「目指せ!投票率75%」は日本の投票率を75%にあげることを目的としたプロジェクトです。本プロジェクトでは、若者や現役世代の日々の暮らしや考え方に直結する政策やテーマを調査し、まずは来る衆議院議員選挙の争点として掲げます。そして、各政党の公約や候補者の考えをわかりやすく情報発信します。続く参院選、総裁選をも視野に入れています。こうした一連のキャンペーンを通じて若年層の政治的関心を向上し、投票行動を促進していきます。
総務省
前回の衆議院選挙では、10歳代が40.49%、20歳代が33.85%、30歳代が44.75%でした。(全年代を通じた投票率は53.68%)
また、令和元年の参議院選挙では、10歳代が32.28%、20歳代が30.96%、30歳代が38.78%となっています。(全年代を通じた投票率は48.80%)
このように、若年層全体の投票率はいずれの選挙でも他の年代と比べて低いことから、総務省では投票率の向上に躍起です。
しかし、75%などという前人未到の数字を挙げた付け焼刃キャンペーンが果たして功を奏するのでしょうか。私は、幼少期からの公民教育の在り方をちゃんと見直す方が大切ではないかと考えています。