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活動報告一覧

農家になくてはならないもの

はるか昔、牛が田んぼを鋤くのを見た記憶があります。今はトラクターがなくてはならないものですね、農家さんにとって。

でも、一番なくてはならないものはお母さんの力だと、旭に来てから再確認しています。

家のことから、子どものことから、年寄りの事から、孫のことから、ご飯の事から、田んぼの事から、畑の事から、付き合いの事から、勤労奉仕の休み無し。

これじゃ、後継者が減っていくわけだ。

さて、このお母さんの負担をどうやって減らしていくか、真剣に考えなくてはなりません。

明るい農家の未来のために、知恵の出しどころですね。

来年の事を言えば鬼が笑う
2022年カレンダー:椎名保画伯作

来年のカレンダー、第一号!

来年のカレンダーが出回るようになると、「らいねん」がグッと近づいてきたということですね。もう「らいねん」の事を言ってもきっと鬼は笑わないでしょう。

「来年の事を言えば鬼が笑う」

将来のことなど前もって知ることはできないのだから、あれこれ言っても仕方がない。予測できるはずのない未来のことを言うと、鬼でさえおかしくてせせら笑うという意味から。

コトバンク
瀬戸内寂聴考
今日は富士山シルエット。日没は明日への展望。

太陽は海に沈んだ後も、薄明りとなって神々しく富士山を浮き立たせる。一日の中で一番美しい時間。明日もこの海に朝日が昇ることを疑いもなく眺める時間。

瀬戸内寂聴さんが亡くなった。

「家庭でも核家族化して年寄りがいなくなって、良い伝統が伝わらなくなった。子どもたちは、人間が老い、病み、死んでゆく過程を身近に見なくなったから、命について考えもしないし、死の避け難い運命を知ろうともしない」

1996年、作家中野孝次さんとの対談で

寂聴さんの講話が大好きだった母の命日が近い。

「好きな言葉は『情熱』。情熱がなければ生きていてもつまらない。その情熱を失わないまま死にたいのよ」

2013年、朝日新聞の取材で

「情熱」を失わないまま人生を全うした人、瀬戸内寂聴。その人生を浮き立たせるかのような今日の日没。

上げ膳据え膳
「おかあさん」と呼んでいる大親友が用意してくれた朝ご飯

今朝は、上げ膳据え膳でした。

と言っても、この言葉は若い人にはわからないだろうなぁ。

「上げ膳据え膳」とは、すべて人にやってもらい、自分は何もしないことを表す言葉で、実家に帰ったときや旅館に宿泊したときなどに、食事の準備などの家事をすべてやってもらえるという意味。昔から、主婦にとって「上げ膳据え膳」がどんなに憧れだったかがわかる言葉ですね。

今、「Go Toトラベル」の再開が検討されているようです。

実家にも帰れなかった、旅行にも行けなかった2年余りの自粛生活に疲弊した国民と、落ち込んだ観光業のために、「上げ膳据え膳」の復活を切望しているのは、きっと私だけではないでしょう。

晴耕雨読

この山本有三集の最初の一編「波」には、飯岡あたりが描写されているということです。こんな天気の日にじっくり読んで、一昔前の飯岡の風情を楽しみたいものです。

寝ても覚めても旭。降っても止んでも旭。