
茅ヶ崎市は6月11日、今夏の「サザンビーチちがさき海水浴場」を開設すると発表した。海開きは例年より2週間ほど遅く、開設期間は7月17日(土)から8月31日(火)まで(各日午前8時30分〜午後5時)。新型コロナの影響により、昨年は開設を見送った海水浴場。今年は県のガイドラインが緩和され、市も「新型コロナウイルス感染症の感染防止に関するルール」などを独自に策定し、安全・安心な開設に向けて準備を進めている。
タウンニュース
今朝の新聞では、浅草の「三社祭 3年ぶりソイヤ」とか神崎の「発酵マラソンに1500人」とか、各地で盛り上がったイベントのニュースが目を引く。
イベントをやるためには、独自のルール作りや、何かと大変なことが多いはず。それでもやった方がいいという判断と、面倒くさいことはやめておこうの判断はまちによって分かれますね。
前述の海開きをする茅ヶ崎近隣でも判断が分かれ、藤沢、平塚、逗子では海水浴場を設置する一方、鎌倉、大磯、小田原では開設を見送ったようです。
さて、旭市。花火、やる⁈やらない⁈ 海水浴場、やる⁈やらない⁈

「福沢心訓七則」
世の中で一番楽しく立派な事は 一生涯を貫く仕事を持つという事です
世の中で一番みじめな事は 人間として教養のない事です
世の中で一番さびしい事は する仕事のない事です
世の中で一番みにくい事は 他人の生活をうらやむ事です
世の中で一番尊い事は 人の為に奉仕して決して恩にきせない事です
世の中で一番美しい事は すべてのものに愛情をもつ事です
世の中で一番悲しい事は うそをつく事です
日本の労働生産性が昨年、OECD38カ国で21位から23位に落ちたそうです。米国で10時間でできる作業が日本では17時間近くかかることになります。
福沢諭吉が心訓七則の中で言っているように、一生を貫く仕事を持って、楽しくやっていれば、生産性が上がらないわけがないと思うのですが。

開店3周年のお祝いをたくさん頂きました。
石の上にも三年。
2回の台風直撃。その後はコロナ。
そろそろ温まった頃でしょうか。
これからは、意志の上にももう3年、そしてその後もう3年。
石の上にも三年
江戸初期には「石の上にも三年いれば温まる」といいました。この「いる」はすわるという意味です。一七世紀末頃から後半を略した現在の形がしだいに定着して、今日では、元の形はすっかり忘れられてしまいました。その結果、温まるイメージが浮かびにくくなり、長くがまんしていれば慣れると解釈する人も少なくありません。
コトバンク
用法として多いのは、就職や開業の際の心構えとして、ともかく三年は辛抱しようとするものです。また、夫と別れて実家に帰りたいという新妻に対して、仲人がなだめるときにもよく引かれていました。「三」は、一般に区切りとして意識される象徴的な数で、この場合も、「三年」は厳密な年数というより、新しい環境や仕事に慣れ、ゆとりの出てくる時期を示すものでしょう。

「うつ」になるリスクは都市より農村の方が高い、という研究チームの発表を読んだ。農作業が忙しく、社会参加がしにくいことが背景にあると専門家はみているということ。
昨日植え付けをした畑も、二か月もすると雑草に覆い隠されるから気をつけて、という助言をもらった。常に雑草との戦いらしい。これじゃ農作業は忙しいはずだ。
人はなかなか雑草のようには生きていけないから、「誰かに心のつらさを吐き出させる環境をつくることが命綱となる」という。

よごれたる手を洗ひし時の
かすかなる満足が
今日の満足なりき。
石川啄木
昨日は収穫。今日は植え付け。かすかなる満足の日々。
76年前の今日は、皇居前が25万の群衆で埋め尽くされた「食糧メーデー」。デモのニュース映像には、復員兵、労働者、乳飲み子を抱えた母親、丸刈りの児童の姿も見える。「ヤミも買い出しもできない人たちは、毎日雑草を食べてその日を暮らしている始末です」とのナレーション。
「食料安全保障こそ国防である」とは鈴木宣弘東大大学院教授の言葉。我が国の為政者は「食糧メーデー」の歴史を繰り返さないと言い切れるか。
日本農業新聞:四季より