
独紙「南ドイツ新聞」のトマス・ハン記者は、安倍元首相の殺害がなぜ起きてしまったのか、この死が何を意味するのかを考察している。
「犯人である山上徹也容疑者(41)は、母親が統一教会に多額の寄付をし、家族が崩壊していたため、統一教会のトップを殺したがっていた。だがそれが難しかったため、宗門とつながっているとされる安倍晋三を狙った」
「彼が殺人犯になったのは、その不安定な人生がどうなるのか、誰も疑問にせず、気にかけなかったからだ」
「今回の事件は、制度に馴染めず、挫折した独身男性が、その不満をどうしたらいいかわからず、他人を攻撃するという近年相次ぐ殺傷事件と類似する。2016年の相模原障害者施設殺傷事件、2019年の京都アニメーション放火事件などがそうだ」
南ドイツ新聞
日本社会は弱者に対して無関心で優しくない、ということらしい。社会のせいにするのはたやすいが、誰も責任を取らないやり方だ。
ここで考えなくてはならないのは、どの事件の犯人も母親から生まれ落ちた子ども達ということ。親たちは子ども達にどのように接して、どのように育ててきたのか。子育てをすることは、子どもを守ることのできる強い生き物だけに与えられた特権だそうだ。その「子育て」という本能すらどこかに置いてきてしまったかのような虐待事件も相次ぐ。
「不安定な人生を気にかけて」やるのはまずは親の役割、本能でしょう。

暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑いですね。この夏は北半球の大部分が繰り返し熱波に見舞われているようです。
ヨーロッパは今夏3度目の熱波に見舞われていて、山火事に拍車がかかり、数百万人が脅威にさらされています。ポルトガルとスペインでは、7月17日だけで1000人以上が「暑さ」が原因で死亡したと報告されました。フランスでは山火事の影響で数千人が避難し、イギリスのある空港では滑走路が溶けて飛行機の離発着ができなくなったようです。
気候変動によって熱波がより頻発化、深刻化、長期化する中、こうした状態が「ニューノーマル」になっていると指摘する声もあります。。国際社会はより大規模かつ同時多発する熱波にどのように備えたらいいのでしょうか。

まだまだたくさんなっていて、取りきれなかった分は明日の収穫。
早速朝食に採用。

何かをやろうとしたとき、「そんなことができるのか」とか、「できないんじゃないの」とか、色々否定的な意見を聞きます。でも、やってみなければわからない。やってみてないのにわからないじゃないですか。
はっきり言えるることは、そこに意思があるかどうかということ。意志があれば、最初の一歩は確実に踏み出せます。
見たり聞いたりはだれでもできる。試したりは、意思がなければできないことです。

今日は海の日。
祝日化される前は海の記念日であった。海の記念日は、1876年(明治9年)に明治天皇が東北地方に巡幸した際、従来の軍艦ではなく灯台視察船「明治丸」で航海し、7月20日に横浜港に入港して横浜御用邸伊勢山離宮へ還幸した史実から、1941年(昭和16年)に逓信大臣の村田省蔵が提唱して制定された。明治丸はその後、東京商船学校の練習船として使用され、現在は東京海洋大学越中島キャンパスに保存されている。
今日海を感じて、海を楽しんだ人は、どれぐらいいるだろう。
ここでは、毎日が海の日。