
答えは、「アマミホシゾラフグ」です。
海底の砂地にミステリーサークルのような文様を描くアマミホシゾラフグが、鹿児島県奄美大島の大島海峡などで産卵期を迎えている。独特の砂の造形は卵を産むための「産卵床」。オスが産卵床を作り、産卵するメスと寄り添いながら放精する様子を、奄美海洋生物研究会の興克樹会長が撮影した。
朝日新聞デジタル

興さんによると、5月28日から島南部の瀬戸内町の沖合約200メートル、水深約25メートルの海底で観察を始め、30日にオスが直径約2メートルの幾何学的な模様の産卵床を完成させた。翌31日にはメスが産卵。オスが寄り添って放精する様子も確認したということ。
15㎝ほどのフグが、こんな幾何学模様を作るなんてことを、今まで全く知らなかった。おそらくこのフグたちの数倍の脳みそは持っていると思うが、私にはこのミステリーサークルはどうやっても作れそうにない。
この地球上には、知らないことだらけ。見たことないものだらけ。神秘なものだらけ。一生かかっても巡り合えないものがどれだけあるのだろう。
ああ、せめて奄美に行って星空を見上げてみたい。

なんと、昨日から3つ目のツバメの巣の制作がはじまりました。今回は玄関ドアの上の壁です。今年新たに作った2つ目の巣にも、そして古巣にも居住者がいるのですが、今回のはどこから来たツバメでしょうか。今まで住んでいたところに住めなくなった事情でもあるのでしょうか。
今朝のニュースでは、東京都17個分の森林火災がカナダで発生していて、ニューヨーク摩天楼も煙で見えなくなっているとか。ウクライナで2個目のダムが攻撃されて決壊し、洪水となってまちを襲っているとか。
いずれも、犠牲者や避難者の数が一番気になるところですが、被害の広域性から考えると、相当数のペットや動物たちも犠牲になっているはずです。どれだけの種類、そしてどれだけの生きものが被害にあっているのか、想像もつきません。みんなが、うまく逃れられていればいいのですが。
農と自然の研究所代表の宇根豊さんによると、田んぼには5668種の生き物がいるという。ある日、宇根さんは生き物調査に来た子どもたちに尋ねた。「生きものがいない田んぼってどう思う?」。ある子がこう言った。「寂しい」▶多面的機能とか生物多様性とか。そんなカタイ言葉で言い表すより、人間以外の生きものがいない地球は「寂しい」。この一言に尽きる。
日本農業新聞:四季
「寂しい」森と「寂しい」まちが、ふたたび生きものたちでにぎわう日が来ることを、心から祈ります。

挫折の達人、乱歩が見た夢
日本のミステリー小説の父といわれる作家、江戸川乱歩。短編「二銭銅貨」でのデビューから今年で100年たつが、演劇や町おこし、学術研究などの題材として今も関心が集まる。旧作の復刊や二次創作も相次ぎ、人気は衰えない。乱歩作品の持つ深みと幅の広さはどこからもたらされたのか。挫折と転身を繰り返した乱歩が見た夢とは。
NIKKEI THE STYLE
生涯で46回の引っ越しと、20を超す職業を体験した。そのたびにいろいろな経験を積み、作品に活かされた。
元気の出てくる記事。
あの江戸川乱歩ですら、挫折というものを何十回と繰り返している。
何をか言わんや。

そんな熱。
こうゆう熱。
子どもが少なくなっているのに中学受験数は増加。
どういう熱?

明日友人宅に、臨月に入ったお嫁さんが出産支援泊にやってくる。初孫である。本当におめでたい。おなかの中にはかわいい女の子。みんなに祝福されて、一家に幸せを運んでくる赤ちゃん。みんなが赤ちゃん誕生を待ち望んでいる。
しかし巷では、この幸せを望まない独身者が急増している。
「結婚したら子どもを持つべきだ」と考える女性は36.6%、男性は55.0%で、前回15年調査からそれぞれ急減している。日本総合研究所の藤波匠・上席主任研究員は「若い世代の出生意欲が想像以上に低下している。経済的な理由で、結婚しても子どもがいらない、少なくてもいいと考える人が増えている。婚姻数が回復すれば、出生率も上がるかというとかなり厳しい印象だ」と話す。
低出生率が常態化すると、出産のできる病院や幼稚園など子育てに不可欠な社会インフラが維持できなくなる。子どもが少ないことが当たり前の社会となることが、人々の意識に影響して出産への意欲を低下させ、少子化が加速する「低出生率のわな」に陥るとされる。
読売新聞:2023.6.3
旭は、子どもが少ないことが当たり前の社会となることが、人々の意識に影響して出産への意欲を低下させ、少子化が加速する「低出生率のわな」に陥っていないか。例えば、学校を統廃合して、子育てに不可欠な社会インフラを自らの手でつぶしていこうとしてはいないか。
「低出生率のわな」に陥らないように、安心して出産や子育てができる環境の維持が必須であることを決して忘れてはならない。
