「適法でも兆円単位の利益のある会社が何年も法人税額がゼロなのが違和感がある。制度に問題がないか検討すべきだ」との指摘がある。
日本経済新聞
ここ数日、もやもやした気持ちがどうも治まらない。
巨額の富を手にしてもなお、とどまるところを知らない人たちの欲と、真っ黒に日焼けした笑顔が物語る頑張りと、どうしてこうも乖離しているのだろう。
「大学2年生になって、来年また来ます」と日に焼けた笑顔で帰っていったライフセーバーさん達。
甲子園を目指し、勝ち取ったり敗れたりした高校球児たちは、どれだけの試練を汗と涙で乗り越えて来たことか。
子ども達は、受験もコロナ禍、学生生活もコロナ禍。それなのに時代を恨むわけでもなく、ただひたむきに夢に向かって頑張っている。その姿に、恥じ入ることはないのかな、五輪利権に群がる人たちは。
今日は、学生の時に取得した資格の更新の為、都内で一日講習会でした。
コロナ対策で、長机に一人ずつ座るので、2倍のフロアを使っての講義。講師も万全のオリの中。私のいたフロアにはスクリーンで講師が映し出されました。
コロナ対策はバッチリ。ところが、地球温暖化対策は最低!
朝から冷え冷えのフロアで流石に凍えそうになって、「ちょっと寒いのですが」と訴えたところ、「ブランケットをお貸ししていますが全てでちゃいまして」というお応え。
はぁ〜???なんでブランケットを用意してまで冷やすの⁈みんな寒いのよ!
見たら、エアコン23℃設定!なんでここまで冷やさなきゃいけないの⁈スーツ脱いで半袖で講義してよ!
「設定温度を上げてください」というと、「色んな方がいらっしゃるので、(私の)お近くのドアを開けて外の暖かい空気を入れます」と、訳の分からないお応え。
まさに、養老孟司さんの「ばかの壁」です。
結局、夕方まで冷蔵庫の中にいて、すっかり冷えて喉が痛くなりました(冷えは万病のもと)。
自分たちがコロナにかからない為には、あらゆる手段を駆使する。しかし、これから子どもたちが生きていく地球のことなんかなーんにも考えていない。
もういい加減に気がつきましょうよ!今私たち大人が何をしなくちゃいけないのか。次世代のためにどうするべきなのか。
SDGsなんてかっこいいこと言ってないで、真剣に取り組みましょうよ、もういい加減。
イチゴ、メロン、スイカ、ナシ、そしてシャインマスカットと、旭の美味しい果物シーズンは続きます。
心配なのは、果実盗難です。
昨日、山梨県で「果実盗難官民で阻止」という記事を読んだばかりでしたが、今日は果実窃盗でベトナム人逮捕のニュースが報道されました。
旭も、農家さんから切実な声を聞いています。有効な策を講じているところを見習って、「官民一体となって阻止」することを考えなくてはなりません。
作ってみました。
飯岡石の足跡です。
1931年(昭和6年)この護岸工事がはじまって3年目、当時の飯岡小学校の校長先生は児童に護岸の重要なことを身をもって知らせるため、下永井海岸の波止崎(竜王岬)石積み運動を始めた。体育の時間に組交代で波止崎に行き、近くの石を運ばせ、波止崎にこれを積み上げさせて児童達に町を守る自負心を持たせた(別冊「われらが波止」)。
『飯岡海岸の変遷』
この飯岡石を庭に飾りたくて、今日おすそ分けしてもらってきました。
以前は家の塀にもたくさん使われていたということですが、津波から後は滅多に見られないようです。
飯岡石を使った「小学生の石積み運動」は有名です。潮騒ホテルの向かいのモニュメントが、往時を彷彿とさせます。
我が家も、かわいらしく飾って、子ども達の偉業の足跡を残せたらと思います。