







今日も農業新聞のコラム”四季”が面白い。
高度経済成長、集団就職、金の卵、そう単語を並べるだけで往時の空気が伝わる▼
中略
「金のたまご」と言われた若者たちが、もう後期高齢者の仲間入りをする。団塊の世代がけん引した経済成長は今や見る影もない。長い停滞の坂道にインフレが追い打ちをかける。ずっと物価の優等生だった卵も、餌代と鳥インフルエンザの猛威で値上がりが続く。家計も苦しいだろうが、養鶏・採卵農家の経営も瀬戸際である。金になる卵ではない▼きょうは大寒。この日に産まれた卵は「大寒たまご」と言って、運気を呼び込むと珍重されてきた。凍てつく寒さの中で産まれた卵に、命の滋養を慈しむ思いが込められているのだろう▼
身も心も財布も大寒だけど、大寒、運気ぐらいは呼び込んでみたいものです。

新春恒例の「歌会始の儀」が皇居で開かれたというニュース。お題は「友」。
天皇陛下 コロナ禍に友と楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み
陛下は、行事で交流した吹奏楽部の高校生が、感染対策をとりながら友達と一緒に演奏できる喜びを語る姿を見て、日常生活が早く戻ることを願う気持ちを込められた。
読売新聞
部員が足りず、吹奏楽部がなくなった中学があります。かつては大会で優勝したこともある吹奏楽部です。
旭の子どもたちにも、「一緒に演奏できる喜びを語り合う」場の確保が急務だと思われますが、国は公立中学の部活動を民間業者などに委ねる「地域移行」の、2025年度末達成目標を設定しない方針に転じました。
吹奏楽部や美術部等、文化に触れるきっかけや、日本のスポーツの一つの柱を担ってきた部活動のあり方を、先延ばしにせず考えていくべき時だと思うのですが。

昨日、ある財団法人のまちづくり推進部長からとてもいい話を聞きました。
「千葉市は、政令市になる時、100万人にまで人口を増やさなくてはならない、じゃあどうするかという議論の中で、外から人を呼び込んで人口を増やすことばかりを考えず、今住んでいる人の満足度を上げる施策を採用したんですよ」。
なるほど。住んでいる人の満足度が上がれば、自ずとそのまちに人は移り住みたくなるということ。これは旭市にもあてはめられることですね。
そして昨夜は鎌倉の娘宅泊り。今朝、朝食を食べていると、お寺の鐘がボーン。「毎朝この時間に長谷寺の鐘が聞こえるのよ」と孫。う~ん、いいところに住んでいますねぇ。早速、帰路に就く前にちょっと長谷寺まで散策。
観光シーズンには人の頭の波の上に咲き誇る桜も、寒そうに枝を震わせているばかり。でも、よ~く見ると、これから蕾になるんだよという小さな芽がしっかりと主張をしています。そうだ、きっと袋公園の桜の並木も、こんな風に蕾が芽吹こうとしているに違いない。そしてあと二月もすれば、花見に人があふれ、花筏がため池の水面を彩り、旭に春が来るんですね。
「今住んでいる人の満足度を上げる」ためのヒントがこの旭にはたくさんあることにワクワクしながらハンドルを握り、帰路に就きました。
6434人が亡くなった阪神大震災は17日、発生から28年となった。最大震度7の揺れが襲った神戸市では未明から多くの人が犠牲者を悼み、街は鎮魂の祈りに包まれた。志半ばで犠牲となった家族の無念さを胸に、遺族は「生きることの意味を伝えたい」と決意を新たにした。

竹灯籠約6千本、紙の灯籠約4千本が形づくるのは「1995 むすぶ 1.17」の文字。「むすぶ」には「人と人、場所と場所を結び、みんなで一緒に震災を伝えていこう」とのメッセージが込められている。
神戸市の高校生、石塚碧士さん(17)は「震災の経験を自分たちが語り継いでいかなければ」との思いを抱き、追悼行事「1.17のつどい」の運営に携わる。震災に関心を持ったのは、小学4年生の時。20年の節目となった2015年の1月17日、東遊園地で遺族らが涙を流すのを見て防災について調べるようになった。「将来は国や自治体で防災の企画に携わりたい」と語る。
日本経済新聞
28年前、実家が神戸にあったので、早朝のニュースに驚いて電話した時には、もう電話はつながらず。とても心配したのが、ついこの前のようです。その両親が亡くなってからは、体験談を話してくれる人もいなくなりました。
「みんなで一緒に震災を伝えていこう」。
あの辛い時を教訓として、語り継ぎ、常に備えていかなくてはなりません。