
ヤギを出していたら、隣のかわいこちゃんがママと朝の散歩に来てくれた。
生まれた時からずっと裸足。砂利の上も平気で歩く。
いつも大地とつながっている。
今朝は、夏場は暑くて地上に出て来られなかったモグラさんたちがやっと作った作品の上を、飛び石のようにして踏んでいく。
地表からは見えない大地が育む営みを、足の裏で感じ取っているに違いない。そしていつの日か、大地を踏み締めながら夢に向かって歩んでいくに違いない。
今、地球上では、大人たちが大地の奪い合いをしながら、大地に人を殺す兵器を埋めて、子ども達が未来に向けて歩みだすための夢や、その命さえも奪っている。
しかし、考えてもみてほしい、私たちの祖先はみんな裸足だった。
靴を履くようになって、大地を本能で感じることがなくなった。靴から軍靴へ、さらには空から爆弾を落とす。だんだんと体も心も大地から離れていく。
靴を脱いで大地を踏み締めてみたらいい。
大地のもたらす命、営み、そして大地に眠る命を感じないか。
どんなに奪い取った人間でも、最後は裸足になって大地に帰っていくというのに。
それすらわからないか。
モグラより愚かな、人間どもには。

「君たちはどう生きるか」というタイトルに惹かれて観に行きました、、。
期待したものとは違いましたが、サンモールシネマの応援にはなりましたね。

- 花や葉がしぼんで落ちること。「―の秋」
- おちぶれること。落魄。「一家が―する」
- 容色などが衰えること。
- 「鏡の中には、もう―し尽くした女が映っていた」〈藤村・家〉
- 人間が衰えて死ぬこと。
- 「朋友また―し尽きて、孑然 (けつぜん) 一身となり」〈中村訳・西国立志編〉

毎年この日が来るが、改善されているとは一言も聞いていない。
今日を生きるための食料に事欠く人々がいるというのに、我が国では食品ロスをどうするかという問題を抱えている。国民一人が毎日、茶わん一杯分の食料を捨てている計算になるという。地球規模の矛盾。
我がまちの学校給食の莫大な残渣量を見ても、虚しさに胸が痛む。家畜の飼料にもできず、水分を取り除いて可燃ごみとして処理する。その経費も虚しい。さらに燃やすことで二酸化炭素(Co²)が発生し、それが温暖化を進め、異常気象につながり、農業生産を不安定にし、飢餓を招くという悪循環が、地球を虚しく回り続ける。

やってみて良かったよと教えてもらったら、同じようにやってみた方がいい。
