オッといけない、また忘れるところだった。
今朝の新聞を読んで、急いで飾りました。
〈雛飾る不安だらけの世に生きて〉(高梨昇一郎)
読売新聞:編集手帳
コロナ禍や頻発する災害、そして戦争。せめておひな様で心をなごませ、子供たちに幸せな未来が訪れることを祈りたい。
本当に毎日のニュースは、これから先の不安要素ばかりを、これでもかと知らせてくれています。
このつるし雛には、愛しい子どもの健やかな成長を願い、食べ物やおもちゃ、そして富や長寿を象徴する品々が飾られています。
「せめておひな様で」では、あまりにも悲しい。
子ども達の幸せな未来は、「訪れることを祈る」のではなく、私たち大人が必死で考え行動して、「約束する」ものだと思うのですが。
移住支援に取り組む認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京)が発表する2022年の「移住希望地ランキング」で、静岡県が3年連続で首位になった。首都圏に近いなど地理的条件が支持され、相談体制の充実ぶりも要因としてあげられている。
朝日新聞デジタル
NPOは東京・有楽町で同センターを運営。静岡県や静岡市など44都道府県と1政令指定市が相談員を駐在させている。22年の調査は首都圏在住者が多い窓口相談者やセミナー参加者を対象にアンケートで実施。計1万3580件の回答が寄せられた。
県が連続首位に立ったのは窓口相談者によるアンケートで、2位以下は上位常連の長野県、栃木県、山梨県、福岡県の順だった。静岡県は20代以下から70代以上まで、各世代でいずれも1位だった。
NPOの高橋公理事長は「気候や交通、雇用など恵まれた条件だけでなく、静岡市が指定市として専用窓口を唯一設けるなど相談体制が整っていることも支持される要因だ」と話す。
「相談体制が整っていること」。とても大事な要素
です。
この個性的な作品に、子ども達が生け花の献花をします。
あの日から12年が経とうとしています。
知らないあの日のことを、どんなふうに巡らせてみるのだろう。
そして子ども達は、どんなふうに花を入れるのだろうと思うのです。
ロシアのウクライナ侵攻から1年。
いつになったらその愚かさに気が付くのか。
疫病が流行って人が死ぬ。大地震で都市が壊滅状態になる。人智を越えた何かに警鐘を鳴らされていても、人は殺し合うことに忙しい。
「いつになったらわかるのだろう」
「花はどこへ行った」 作詞作曲:ピート・シーガー
「花はどこへ行った 少女がつんだ」→「少女はどこへ行った 男の下へ嫁に行った」→「男はどこへ行った 兵隊として戦場へ」→「兵隊はどこへ行った 死んで墓に行った」→「墓はどこへ行った 花で覆われた」と続き、再び冒頭の「花はどこへ行った 少女がつんだ」となる。
最後には必ず「いつになったら わかるのだろう」という言葉で締められているため、「戦争がいつまでも繰り返され、いつになったらその愚かさに気づくのか?」というメッセージ、今度こそもう戦争は絶対に止めようという思いを込めて盛んに歌われている。
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