
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。ということで、明日から読書週間。
秋晴れの大空に、栞に乗ってすいすいと。さてどこに行ってみようか。
「読書の力で平和な文化国家を創ろう」という趣旨で、戦後すぐに生まれた。このところ平和が遠のいて見えるのは、人類の読書量が減ったからなのか。
日本農業新聞

今年もまた、七五三の季節がやってきた。
日本の子どもたちは、袴や着物を着て7歳、5歳、3歳のお祝いをしてもらう。今では男の子の鎧兜姿も人気なようだ。
平和な国だからこそ、戦いの格好での写真も、可愛いだの凛々しいだのと言っていられるのだ。
子どもの可能性を伸ばしてあげるのが周りの大人の役目。なのに中東から、ウクライナから、幼い泣き声が聞こえてくる。子どもの死者のなんと多いことだろう。生きるはずだった命を奪い、可能性をつぶす。次世代に憎しみの鎖が繋がっていく
日本農業新聞 四季:23.10.25
ラジオからは、イスラエル、ハマス合わせて2000人近い子ども達が犠牲になったと、アナウンサーの悲痛な声が流れていた。
大人の役目は、一刻も早く子ども達の手に平和を取り戻すこと。人類共通の役目だ。

首相が昨日の所信声明で連呼した「けいざい」は、合計29回発せられたそうです。
成長戦略を示さない「けいざい」連発は、聞いていても虚しい。
食べられない、絵に描いた餅。掴めない、トリックアートのお金。



今日訪れた旭の山の手では、もう11月が来ようかというのに、桜が咲き朝顔が昼の太陽に笑う。
単純にああきれいだとは喜べない、この異常さ。

「増税メガネ」とあだ名がついていることが気になるのか。
「減税」という言葉に有権者は弱いとたかを括っている。
本当にこの国の将来を考えたら、人気取りなんかしている場合じゃないと思わないかなぁ。
人気取りにもほどがある。岸田文雄首相が10月末に策定する経済対策の柱として、与党幹部に時限的な所得税減税の検討を指示した。経済成長で増えた税収を「国民に還元する」というが、必要性にも一貫性にも欠けるバラマキの発想は改めるべきである。
国の歳入が歳出を大幅に下回る中で、税収増は赤字削減に回すのが筋だ。基幹税の所得税に手をつけるほど厳しい景気状況なのか。減税の一方、増える防衛費や少子化対策費を賄う安定財源の確保はどうするか。疑問は尽きない。
日本経済新聞.社説:2023.10.21