国交省が、土砂や流木が氾濫リスクになるとして、「土砂や流木も踏まえたハザードマップ」を作成するよう、手引きを改定する。

全長750㍍にもわたる飯岡海岸減災林も、堤防に盛った大量の土と15,000本の樹木が、ハザードマップに新たに記載されることになるだろう。「土砂と流木」になる可能性が大であることは、誰の眼にも明らかだから。



まだまだ知らないことだらけ。

新米の価格が話題になっている。
農水大臣に、「いくら何でも高すぎる」とJAの人が訴えているニュースをみた。
米離れが進むのではないかとの懸念があるようだ。
昨年の米騒動で、日本の農政のあり方に国民が注視するようになっても、結局、市場原理から逃れられないで、元の木阿弥か。お米の国の米作り。
「元の木阿弥」の語源にはいくつかの説がありますが、最も有力とされているのは戦国時代の武将・筒井順昭にまつわる話です。
大和国(現在の奈良県)の武将であった順昭は、病で亡くなる際、跡継ぎの順慶(じゅんけい)がまだ幼かったため、自分の死を隠す必要がありました。
そこで、自分と容姿が瓜二つだった木阿弥という僧侶(または声の似ていた人物とも)を影武者に立てました。
木阿弥はしばらくの間、順昭として振る舞いましたが、順慶が成長し家督を継ぐと、木阿弥はお役御免となり、元の身分(木阿弥)に戻った、という話です。この「元の木阿弥に戻る」という出来事から、現在の意味で使われるようになったと言われています。
ことわざディクショナリ
他にも諸説ありますが、この筒井順昭と木阿弥の話が広く知られています。

きょうは世界アルツハイマーデー。誰もが避けたいと願う、不可逆的な脳疾患は増え続け日本でも5年後、高齢者の7人に1人が認知症を患うという。この病を得て歩む日没への旅は、人間の尊厳を問い自然の摂理への畏怖を呼び起こす経験でもある。「自分だけは別」と浅はかな独裁者にはうかがい知れない魂の領域だ。
日本経済新聞 春秋:2025.9.21
コラム筆者のお母様もアルツハイマーだったそうで、「煮詰まった」経験を持つと書いてある。
私の母も認知症発症の後、脳梗塞で最期を迎えた。
7人に1人にならないようにするにはどうしたらいいのか、打つ手はあるのか。
考えてどうにかなるものかどうかすらわからないのが、この病。

トレーニングの方法から見直しも けがで満足のいく準備できず
北口榛花選手は、去年のパリオリンピックで金メダルを獲得した直後から、1年後の地元開催での世界選手権に向けた強い決意を口にしていました。
NHK NEWS WEB
「満員の国立競技場で70メートルを投げて優勝したい」
その決意を持ち続けて迎えたオフシーズンは、トレーニングの方法から見直しました。
ことし5月に国立競技場で行われた「ゴールデングランプリ」では、「技術的に完璧ではない形だったが自信になった」と、64メートル16センチの好記録で優勝。
続く「ダイヤモンドリーグ」でも64メートル台をマークして優勝し、世界選手権に向けて順調に階段をのぼっているかに見えました。
しかし、競技中に右ひじの痛みがあり、「内側上か炎」と診断されて7月の日本選手権を欠場するなど、実戦から遠ざかる日が続きました。
8月に競技に復帰したものの調整不足は否めず、8月28日に行われた「ダイヤモンドリーグ」のファイナルでは60メートル72センチで最下位に終わりました。
9月、ヨーロッパから帰国した北口選手は、直前まで懸命に調整を進め、右ひじの状態に不安はないとしていましたが、「自分のやりがどのくらい前に飛んでいくのか想像できないままの練習だった」と話し、技術面で満足のいく準備ができなかったことを明かしていました。
本番の1回目では投げたやりがやや曲がってしまい、2回目以降で修正を試みましたが、思い描いた“ビッグスロー”にはつながらず、まさかの予選敗退となりました。
無観客だった東京オリンピックから4年。
地元日本のファンで満員になった国立競技場で再び世界のトップをつかむという夢はかないませんでした。
それでも北口選手は「人生はここで終わりではない。強くなって戻ってきたい」と、次なるステージでの“リベンジ”を誓っていました。
今朝、いつものように、眼前に広がる水平線を眺めながらラジオ体操の歌をうたっていると、散歩中の男性が堤防の上で突然立ち止まり、海に向って体操を始めました。
私は屋内でラジオ体操、その方は10メートルほど先の堤防の上で同じ体操。なんとも不思議なシンクロで、嬉しくなって、いつもよりもっと大きく身体を回したり、はねたりしました。
男性は体操後、もちろんこちらには気付くこともなく(ぼさぼさ頭に寝ぼけ顔だし気付いてもらっては困る)、散歩を続け消えていきました。
「さー、今日もガンバルぞー」と、犬やらヤギやら自分やらの朝食に取り掛かった時、ラジオから衝撃のニュースが。
北口榛花選手が世界選手権で決勝に進めなかった、と。
嗚呼。
「勝ち負け」の決着のある世界に挑んでいく人間には、必ずつきまとうこうした場面に共感して、涙が出そうになりました。一身に期待を背負って、しかし結果が出せなかった時の思い。
でも、彼女は強い。
「人生はここで終わりではない。強くなって戻ってきたい」とは、自分に言い聞かせているのでしょう。
本当に、あなたの人生はこれからです。あなたの復活に、国民みんなが心からのエールを送ることでしょう。
