
今朝の日経新聞の1面トップはこの記事。
国発注の公共工事で、着工後に人件費単価や物価の伸びを上回って増額する事例が頻発している。計画から10年以上過ぎた工事382件のうち42%で計5.2兆円増えていた。国の計画が甘く、追加工事や工期延長が目立つ。増額に伴う変更契約は受注者の交渉で決まり、外部からは見えにくい。増額のルールや仕組みが必要だ。
国会議員さんに断固申し上げたい。政治資金パーティで裏金を作り、キックバックをどれだけもらうかと腐心ばかりしていないで、議員の仕事をきっちりやってください!!!

最近、モグラの活躍がすごい。こんなに掘り起こした土盛りがあるということは、複数匹モグラがいるということか。つまり、モグラの餌であるミミズがたくさんいるということだ。ミミズがたくさんいるということは、土壌が良いということに違いない。
ヤギを放牧しながらそんなことを考えていたら、今日は「世界土壌デー」だそうだ。
国連が提唱する「世界土壌デー」は、健康な土壌の重要性に注目し、土壌資源の持続可能な管理を提唱するため、毎年12月5日に開催されています。今年のテーマは「生命の源である土壌と水」です。2023年世界土壌デーとそのキャンペーンは、持続可能で回復力のある農産物システムの実現における土壌と水の重要性と関係についての意識を高めることを目的としています。
私たちの地球の存続は、土壌と水の間の貴重なつながりにかかっています。私たちの食物の 95パーセント以上は、これら二つの基本的な資源から生じています。土壌中の水は、植物による栄養吸収に不可欠であり、私たちの生態系を結びつけています。この共生関係が、私たちの農業システムの基礎となっています。
しかし、気候変動と人間の活動によって、土壌は劣化しており、水資源に過剰なプレッシャーをかけています。土壌の侵食は自然のバランスを崩し、水の浸透性や、あらゆる生き物の水利用の可能性を減少させています。
国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS
「気候変動と人間の活動によって、土壌は劣化しており、水資源に過剰なプレッシャーをかけて」、「あらゆる生き物の水利用の可能性を減少させている」とはなんと身勝手な動物だろう、人間は。
農業立国の中の農業立県を支える旭市。「人類の`寡黙な同志‘である土壌」との結びつきは、とても強いはず。
声高な食料安全保障も結構だが、足元の土の声なき声に耳をそばだてる時ではないか。
日本農業新聞:2023.12.5
私は、除草剤をまく代わりに、草食で粗食なヤギに土壌を守ってもらうとしよう。

本日朝5時から、所謂シティプロモーション用の撮影をしています。
日の出と共に始まった撮影に、若い二人は外気温3℃ももろともせず、満面の笑顔。
私は撮影の途中で抜けて、大事な本会議。
12月議会の議案質疑です。

早く日が暮れてしまうのは嫌だけれど、日没後に富士山のシルエットが浮かび上がってくるのが嬉しい。
富士山は日本の象徴。
リフォームに合わせて備品の購入をしている。日本製を探し出すのが至難の業で、9割以上が中国製。
日本製がもっと市場に出回らないかなぁと、富士山を見ながら思う。

「バカの壁」を生み出す要因は?
人間は知りたくないor 知る必要がないと感じた情報を遮断してしまうのです。
情報を遮断してしまった脳は活発に動くことはありません。情報を遮断して分かった気になることは偏差値やIQなどが関係ない「バカの壁」です。
相手に「バカの壁」があるとどれだけ噛み砕いて説明しても理解してもらえないのです。
「自分には関係ない」と思った瞬間バカの壁がそびえ立つと著者は述べています。目の前の出来事が自分にとってどのような関係があるかを結びつける力が重要なのです。
つまり、バカの壁を打ち破るには人の気持ちを想像する力が必要なのです。
-中略-
また、正解が1つしかないと思い込むことは悲惨な事態を招く可能性もあります。
テロリストや昨今のウクライナ問題におけるロシア兵などは宗教や政治的な何かを信じ込んでいますが彼らの特徴は唯一の正解を自分たちが知っていると思い込んでいることです。
自分たちが正解であり他の人は間違えているというバカの壁に囚われているからこそ人道を超えた残虐なことができるのです。いくつもの正義や正解があることを知らないと自分が損するだけでなく多くの人が傷付くこともあります。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。「バカの壁」についての解説やそんな人の特徴について詳しく解説された1冊でした。ものすごく芯をついている1冊だからこそ大ベストセラーになったと感じました。本書が気になる方は是非手に取ってみてください!
『2021 しょーてぃーの本棚』より抜粋