ブラックホールは巨大な恒星が自身の重力に耐えきれず崩壊してできる、光すら脱出できないほど超高密度かつ大質量の天体だとされています。そんなブラックホールについて、物理学者のジア・ドヴァリ氏とザラ・オスマノフ氏は「進歩した技術を持つ宇宙人は、ブラックホールを量子コンピュータのハードウェアとして使っているかもしれない」と示唆しています。
GIGAZINE
ブラックホールは地球人にとっては未知な世界だけれど、宇宙人はすでに活用しているかもしれないという。
私たち地球人のなんと愚かなことか。殺し合いながら滅びていく道をひたすら歩む。どこかで俯瞰しながら哂っているんだろうな、宇宙人は。


親ガチャという言葉が流行った。親に当たり外れがあって、なんでも出自のせいにするというもの。
しかし、これはどう考えても「国ガチャ」としか言いようがない。400年美食に舌鼓を打ち続ける人々もいれば、戦禍で瓦礫に火を灯して飲み水にも事欠く人がいるという現実。
今日はクリスマスイブ。同じ神様を信仰する人たちのこの境遇の違いは何なんだろう。
美食の国に生まれた子ども達は、きっと御馳走とクリスマスケーキをほおばりながら、今夜サンタさんが届けてくれるプレゼントを思い描く。
戦場で傷つき親を失った子どもたちは、何を思いながら聖夜を生き延びているのだろう。
たった生まれた国に外れただけなのに。

政府は22日、一般会計総額112兆717億円の2024年度予算案を決定した。固定費に近い社会保障と国債費は歳出の58%を占めて過去最大となり、成長分野に回す余地は狭まっている。
歳入の不足を補うため34兆9490億円の国債を新たに発行する。歳入に占める割合は31.2%で、借金に頼る構造に変わりはない。
日本経済新聞
泥船に乗っているような気分にさせる国家予算。
「よっしゃー!俺らがこの借金返したるで~」とはいかない額ですよ。
この国のお偉いさん方は、真剣にこの国の予算と借金のことを考えていますか。
この国の子ども達と将来のことを考えていますか。
自分の懐を温めることばかり考えていませんか。
国民は寒くて凍えるような毎日を過ごしています。
本当に今夜は凍れます。

ここ何日か、ラジオ体操の第一と第二の間に流れる懐かしいメロディ、「たき火」。
昔、近所の友だちと誘い合わせながら小学校に向かう途中に、たき火があった。
今日もみんな元気に学校に行っているかな、具合の悪い子はいないかなと、近所の子ども達を大人たちが見守っていた。栄養が足りていなかったのか、しもやけで手を搔いていた子も多かったような。冷たい手をたき火にかざして、温まるとかゆくなるのよね。そして、もうそろそろ行かなくちゃと、オーバーにぬくもりをため込んで登校したものだ。
「たき火」が消えるとともに、古き良き時代が記憶から薄れていくのは悲しい。
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
きたかぜぴいぷう ふいているさざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
しもやけおててが もうかゆいこがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
そうだんしながら あるいてる

千葉県議会で多様性条例が可決された。
採決で自民の中村実氏が自席で着座し反対。河上茂県連前幹事長ら8人は、退席の形で反対の意思を示し、採決を棄権。女性を自称する男性が女子トイレなどを使用しかねないといった不安が解消されていないなどが理由だ。前日までは6人前後が退席の見通しだったが同調者が増えた。共産と1人会派「有志の会」の折本龍則氏も反対した。
産経新聞
施行は来年1月1日。県は多様性に関する具体的な政策を進めるという。
埼玉県議会のように、多様性の意味をはき違えた具体策を教育の場に持ち込まないことを祈ります。多様性とは多様な性ではありません。子ども達の教育になりません。
渋谷区のように、女性が生き辛い、性加害を助長するようなことをしてもらっては困ります。男性目線で見ているから、トイレですら女性を守れる仕様になっていません。多様性には、女性を危険に陥れる可能性があります。
多様性を取り立ててあげつらうことで、多様性が危機に瀕していると感じます。