【千葉県の農家は過去10年で41%減少。耕地面積は13%減少。 昨年の外国人による農地取得は13件、3.6ha】
5年に1度発表される農林業センサスが公表されました。
令和7年の農林業経営体数は26,443で5年前の9,030より25.5%減少。
10年前の45,038からだと、なんと41%も減少しています。
そのうち林業は、令和7年は132で5年前の67より33.7%減少。10年前の582からだと、なんと77%も減少しています。
農業経営体は、個人経営体が26.3%減少する一方、法人経営体などの団体経営体が7.5%増加。
経営耕地面積は、令和7年が71,781haで5年前の76,592haより6.3%減少。10年前の82,713haからだと13%減少。
一方で、1経営体当たりの耕地面積は2.77haで5年前の2.22haより24.8%増加。特に20〜30haの経営体が48.7%増加しており、経営体の法人化と大規模化が進んでいる事が判ります。
また、農地取得に際する国籍の届出が義務付けられた令和5年9月から、昨年令和6年12月までにおける外国人による農地取得件数は19件で5.7haでした(昨年1年だと13件、3.6ha)。
そのうち15件5.2haが耕作されています。
国籍は中国、韓国、タイなどですが、具体的内訳は個人情報の特定に繋がるので非公表との事です。
折本龍則
