県内外国人検挙人数が836人
2024年1年間の千葉県内での外国人犯罪について、県警の青山彩子本部長は9月12日の県議会で検挙人数が836人と、前の年より30人あまり増えたことを明らかにしました。
「県内の令和6年中の来日外国人犯罪の検挙状況は、検挙件数が1423件で前年より274件減少しており、検挙人員が836人で前年より32人増加となっている」
12日の県議会で公明党の篠田哲弥議員の代表質問に、青山彩子本部長が答弁したものです。
検挙された外国人は、オーバーステイなど入管法違反が最も多く318人、次いで窃盗犯が195人、傷害などの粗暴犯が64人と続いています。
国籍別では、中国人とベトナム人がそれぞれ172人で最も多く、タイ人が147人、フィリピン人が68人でした。
こうした外国人犯罪を防ぐことなどを目的に、県警は2025年4月、「外国人総合対策室」を設置し、多言語の防犯マンガによる啓発や外国人を雇用する企業への指導などに取り組んでいるということです。
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