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活動報告

腸の大切さ
腸内細菌が産後うつリスクに影響か、食習慣で改善の可能性 京大 朝日新聞デジタル

 産後うつのリスクが高い女性は腸内細菌の多様性が低いことが、京都大学の研究チームによる乳幼児の母親の調査で明らかになった。こうした女性の食事は大豆や海藻、発酵食品の摂取が少なかった。研究チームは食習慣を改善することで、うつ症状が改善される可能性があると指摘する。

 国内の最新の調査では、産後の女性の25~30%がうつ状態にあるという研究もある。出産後4~5年と症状が続く可能性も指摘されており、コロナ禍以降増えているともいわれている。また、腸内にすみついている細菌の集団(腸内細菌叢(そう))は脳や自律神経の働きにかかわっていることが最近の研究で明らかになりつつあり、腸内細菌叢の状態を調べることはうつ病の早期発見や予防につながるとして研究が進められている。