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活動報告

「より冷たいビール」と地球温暖化のジレンマ
NHK 2025年8月5日 4時32分 

大手飲料メーカー“飲み物をより低い温度に冷やして提供”

このニュースに、忸怩たる思いがするのは私だけだろうか。より快適を求めてエネルギーを使い過ぎて、自分の首を絞めながらさらに快適を求める。「危険な暑さにご注意」と叫びながら、さらに気温が上昇するようなことをする。こんな動物は地球上に人間しかいないだろう。絶滅危惧種となる日はそう遠くないだろうに、なぜこうも愚かなことをやってしまうのだろうか。

厳しい暑さが続く中、大手飲料メーカーの間では、飲み物を、より低い温度に冷やして提供することで、消費者の需要を取り込もうという動きが広がっています。

ビールや清涼飲料水などの消費は、例年、気温が上がる夏場に増える傾向にありますが、ここ数年の厳しい暑さでは、外出を控える人も多いことから、消費に悪影響が出かねないと懸念されています。

こうしたなか、アサヒビールは、通常よりも低い温度で生ビールを提供する取り組みを、ことしから始めています。

自社のビールを扱う飲食店のうち、およそ3500店以上で、通常では8度ほどで提供する生ビールの温度を、グラスやタンブラーを冷やすなどして、4度未満で提供しているということです。

マーケティングを担当する堀謙太ブランドマネージャーは「キンキンに冷えているのはビールの根源的なニーズで価値がある。多くのお客にビールを楽しみ、夏を乗り切ってもらいたい」と話していました。

このほか日本コカ・コーラも、ことしから順次、自社が設置する自動販売機のうち、およそ20万台を対象に、通常より商品の温度を2度下げて販売する取り組みを始めていて、厳しい暑さを受けて消費者の需要を取り込もうという動きが広がっています。