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活動報告

風太くん、ありがとう

千葉市動物公園が出来てから、保育園の春の遠足では、毎年園児さんたちと動物たちに会いに行っていました。

園児バスが停められる駐車場から一番近いゲートから入るとすぐに、象さんがお出迎え。子どもたちは象さんが大好きなので、まず象さんと記念撮影。それから、バクやフラミンゴ、水中遊泳が見られるペンギン、私一推しハシビロコウ、誰かに動きが似ているミーアキャットや、ふれあいコーナーのヤギやハムスター。ゴリラの前の木陰広場でお弁当を食べた後、いよいよレッサーパンダの風太くんに会いに行くのです。

今当時を振り返って思うことは、子どもたちにとって動物たちは、私たち大人にとっての子どもたちと同じ存在だった、ということ。

その「存在」そのものが、私たちに、驚きと感動と癒しと勇気を与えてくれるものだということに、今さらながら気づいたのです。

風太くん、長生きしてくれて本当にありがとう。

動物公園のみんなも、本当にありがとう。みんな長生きしてね。また会いに行きます。

背筋を伸ばして2本足で立つ姿で人気者となった千葉市動物公園(同市若葉区)のレッサーパンダ「風太」が5日、22歳の誕生日を迎え、同園でセレモニーがあった。会場となった園内の動物科学館で約350人の来園者が長寿を祝った。

 人間でいえば100歳を超え、国内で飼育されているレッサーパンダでは最高齢。夏を迎え、体調を考慮して展示場に出ない日も多く、セレモニーにも登場しなかったが、レッサーパンダを担当する飼育員の伊藤泰志さん(60)が風太の近況を報告し、「5月に3日間ぐらい体調を崩したが、回復後は展示場に出て、タケノコをバリバリ食べていた」などと話した。

朝日新聞デジタル:2025.7.6