「パリ協定」再離脱、EV普及策撤回、化石燃料の増産表明
【ワシントン=田中宏幸】米国のトランプ大統領は20日の就任演説で、「電気自動車(EV)の義務化は取り消される」と述べ、バイデン前政権が気候変動対策として推進してきたEVの普及策を撤回する方針を明らかにした。
トランプ氏は国家エネルギー緊急事態を宣言し、化石燃料の増産を表明。「(環境分野に大規模投資する)グリーン・ニューディール政策は終了する」と述べた。
【ワシントン=冨山優介】米国のトランプ政権は発足初日の20日、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱すると発表した。米国は第1次トランプ政権時の2020年にパリ協定を離脱後、バイデン前政権時の21年に復帰した経緯があり、今回が再度の離脱となる。
温暖化対策で主導的な役割を果たしてきた米国が離脱することで、世界的な対策の後退が懸念される。
読売新聞
地球という生命体は悲劇的な終焉に向けて加速度を増していく。
どこかの崖から集団で海になだれ落ちていくネズミのようだ。