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活動報告

終戦記念日と総理大臣
終戦記念日の1面:日本農業新聞

終戦記念日が近づくと、各紙が第二次世界大戦の悲惨な歴史の証言を掲載する。

戦後79年ともなれば、歴史の証人が少なくなっていく中での特集は大変なことだろうと、記事を読みながら考える。

何十年経っても、否、何十年経ってしまったからこそ、絶対に忘れ去られてはいけない、語り継いでいかなくてはならないとの使命感を感じる。

それに比べて、我が国の総理大臣。

お盆中、終戦記念日の前日に自分の進退表明。

「誰かが出馬を表明してから自分が不出馬を決めたのではないということにしたかったのでしょう」と、ある有名な政治評論家が言っていた。

この期に及んで自分の体裁のことが一番頭にある、我が国の政治家。

岸田総理の記事の隣には、「戦禍の満州を逃げ惑った16歳の軍国少年」の記事。現在95歳で、引き上げ船が着いた港に立ち当時の記憶を語られていた。涙が出た。

この新聞の1面は、かつての軍国少年やその家族、たくさんの犠牲を払った国民にはどのように映ったか。