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活動報告

「みどりの日」に

欧州には、「子どもの自然欠乏症候群」という言葉があると、農業新聞『四季』はいう。「石ころ、水たまり、虫や草。そういう世界に子どもを十分に浸してあげないと、知覚がまともに育っていかない」。

自然欠乏症候群(自然欠乏障害)とは?

 自然の中の一部である人間は元々、自然の中にある音や季節感、雲や風、星の動き、朝昼夜の生活リズムなどを感覚的にとらえて生活してきた。それがいまや、特に都心部ではビルに囲まれ、日常的に本当の自然に触れる機会が異常に少ないのが現状。
 
さらに、子供達は自然の中で遊ぶことが少なく、自宅でのゲームなどに勤しむ。
 この都会的な生活が、遺伝子レベルに大きな影響を与えた結果、


・ 集中力が欠如して、一つの事に集中できない。

落ち着きがなく、じっとしていられない。

我慢弱くなり、わがままになる。

他人に対する気遣い、人付き合いが苦手になる。

といった症状がでることから、多動性障害(ADHD)の原因の一種とも言われているのが自然欠乏症候群。

平面的なパソコンやスマホの中や、コンクリート上での生活など、色々と変化が多い自然環境の中ではなく自然とは間逆の生活を幼い頃からしていることで、五感が十分に育たない事が大きな原因となっている。

そこで、一番いいのは、みんなで「旭に移住すること」だけれど、そういうわけにもいかない人には、


 ・休みの日を使って田舎(旭のような)に行ってみる。

森林のある公園で過ごす。

パソコンやスマートフォン、ゲームから切り離した日を作る。

近所に土いじり、川遊びに出かける。

空を見上げる。

など、手っ取り早い対策もある。

でも、せめて「みどりの日」ぐらいは、家族で旭に来て自然を満喫してほしいなぁ、とヤギたちも申しております。