勘違いする動物・ひと
ラジオ体操の第一と第二の間に流れる曲に、「日本人っていいなぁ」と思わされるようなことがよくあります。
例えば「たきび」。なつかしい思い出の歌です。ここのところ時々流れるのは「冬の星座」かと思っていたら、「星の世界」でした。
ああ、勘違い。
ちょっと口ずさんでみましょうか。
「宇宙の広さをしみじみ思う」ことができない人は、自分の力を過信して、勘違いしているひと。戦争で奪い取れると思っているひと。大いなる力に抵抗できる力を持っていると勘違いしているひと。勘違いしていることに気が付いていない人。
かがやく夜空の 星の光よ
詞:川路柳虹 作曲:Charles Crozat Converse
まばたく数多(あまた)の 遠い世界よ
ふけゆく秋の夜 すみわたる空
のぞめば不思議な 星の世界よ
きらめく光は 玉か黄金(こがね)か
宇宙の広さを しみじみ思う
やさしい光に まばたく星座
のぞめば不思議な 星の世界よ
「冬の星座」も「星座の世界」も宇宙への畏怖。これは勘違いしちゃいけない。