鎮魂の十六面観音
旭市へ鎮魂の観音像 完成後、仮設住宅跡に 流山の彫刻師、畠山さん制作
制作途中の十六面観音像を挟んで笑顔を見せる畠山さん(右)と石毛さん=10月20日、流山市
東日本大震災の犠牲者へ鎮魂の仏像を作り続けている流山市の仏像彫刻師、畠山誠之さん(79)が、震災で死者・行方不明者16人が犠牲になった旭市へ贈る十六面観音像の制作を進めている。同市で震災被害の伝承を続ける特定NPO法人「光と風」のメンバーら6人が10月に流山市を訪れ、同法人で管理する震災後の仮設住宅跡に十六面観音像を設置し公開することが決まった。
千葉日報:2023.11.1
仮設住宅での展示は一時的なもので、恒久的な展示場所が必要ということです。